思いつくまま

2009年01月
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目次 
●穏やかな一週間:No. 2727 2009.01.31
●虚構金融:No. 2726 2009.01.31
●好きなこと:No. 2725 2009.01.30
●定期テスト:No. 2724 2009.01.29
●人間は悩んで生きている:No. 2724 2009.01.28
●恵まれた時代:No. 2723 2009.01.27
●タイミング:No. 2722 2009.01.26
●ミッドナイトイーグル:No. 2721 2009.01.26
●体という道具:No. 2720 2009.01.25
●ペトロバグ:No. 2719 2009.01.24
●科学の扉をノックする:No. 2718 2009.01.24
●疲れ:No. 2717 2009.01.23
●南紀:No. 2716 2009.01.22
●時間帯の違い:No. 2715 2009.01.21
●銀行不振:No. 2714 2009.01.20
●すがすがしい緊張感:No. 2713 2009.01.19
●心に届く講義:No. 2712 2009.01.18
●長い冬休み:No. 2711 2009.01.16
●クマムシを飼うには:No. 2710 2009.01.16
●冬休みの最後に:No. 2709 2009.01.15
●教育の更新:No. 2708 2009.01.14
●施設見学:No. 2707 2009.01.13
●長すぎる休み:No. 2706 2009.01.12
●16歳の教科書:No. 2705 2009.01.12
●凛とした:No. 2704 2009.01.08
●展覧会:No. 2703 2009.01.07
●年の初めでも:No. 2702 2009.01.06
●時間感覚:No. 2701 2009.01.04
●ぼくの・稲荷山戦記:No. 2700 2009.01.04
●正月文化:No. 2699 2009.01.03
●いつものように:No. 2698 2009.01.01


●穏やかな一週間:No. 2727 2009.01.31

今週末は何も予定がない週末だ。
大学の定期試験も終わった。
今週は小学校も始まって2週目で
落ち着いた状態になった。
家族全員、穏やかで、単調な
一週間を過ごした気がする。
今週末は、家族でのんびりと過ごしたいものだ。
家族全員の体調も今のところいい。
天気がよければ、雪の森に入りたいものだ。
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●虚構金融:No. 2726 2009.01.31

高嶋哲夫著「虚構金融」
(ISBN4-408-53448-X C0093)
を読んだ。
米国債に関わるサスペンス小説である。
なかなか面白かったが、
ストーリーが単調に感じた。
高嶋氏の今まで読んだ小説からすれば、
少々変わったストーリーに感じた。
今まで読んだのは、
科学を背景にしたものが多かったが、
今回は、検察庁を舞台にしていて、
政治家を巻き込む日米の
米国債の背景を探るような内容だ。
ただし、その疑獄事件自体は
起こったことを証明して解決はしない。
そこにいたるまででストーリーが展開される。
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並木。江別市文京台

●好きなこと:No. 2725 2009.01.30

今朝はいつもより1時間ほど早く目覚めた。
5時前まで、布団の中で本を読んでいた。
そしていつもの時間に自宅を出た。
昨夜のニュースでは
今朝は冷えこみそうだといわれていた。
ところが、明け方にやっと氷点下になったようで、
道路もそれほど凍っていなかった。
昨日は非常に暖かく、
3月下旬の暖かさだったようだ。
今日の昼間も暖かくなりそうだ。

今日は、午前中に学生の面談がある。
あとは、採点をしなければならない。
それと原稿も書かなければならない。
学部のホームページの作成、
学科のオームページの更新もしなければならない。
毎日何かに追われているように仕事をしている。
自分のやりたいこと、
自分がすべきことを、
自分の好きなときに
好きなだけやりたいというのは、
現代社会においては
もはや、不可能な望みなのだろうか。
それは贅沢な望みなのか。
せいぜい、給料分の仕事の隙間をぬって
細々とするしかないのか。
すべてを捨てれば可能かもしれない。
すべてを捨てると、
好きなことがしにくくなる。
生活も成り立たなくなる。
こんながんじがらめの中で
今の日本では生きていくしかないのだろうか。
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ハルニレ。江別市文京台

●定期テスト:No. 2724 2009.01.29

朝は、冬らしく冷え込んだ。
いつものように早朝は雲って、
日が高くなるとともに晴れてきた。
昨日も昼間は晴れていたので、
道路の雪がところどころ溶けてなくなっていた。
しかし、まだ1月だ。
寒い日が続くはずだ。

昨日から定期試験がはじまった。
昨日1科目、今日は2科目の試験がある。
それで今回の私が担当している
教科の定期試験は終わる。
あとは、採点と成績集計である。
ただし、1週間で終わらせなくてはならない。
慌しいことにある。
それを見越して、レポートの入力は
先週中に終わらせている。
でも、忙しさには変わりない。
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坂道。江別市文京台

●人間は悩んで生きている:No. 2724 2009.01.28

今朝は結構冷え込んだ。
夜、寝ていても寒さを感じた。
でも、例年の冬の冷え込みほどではない。

ゼミの学生と進路について面談を行っている。
3年生も今頃になると、
多くの人が進路を決定している。
しかし、まだ決まらない人、
大学で学んでいることと進路が一致していない人、
現実をおもじんるばかりに夢をあきらめている人、
いろいろな現状、事情がある。
私は単に聞くだけでなく、
より良き進路を拓くように
対話をすることを心がけている。
1回で足りなければ、
何度でも会って対話を継続する。
たとえ答えが出なくても、
対話の機会を作らなければならない。
そのとき教師という立場より、
人と人、あるいは人生の先達として
対話に臨むことになる。
人間は、悩まずに生きていくことなんてできないのだ。
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坂道。江別市文京台

●恵まれた時代:No. 2723 2009.01.27

今朝は出かける直前になってから
激しい降りの雪になった。
ふかふかの雪で寒い冬の雪である。
夜にかなり降っていたようだが
除雪は入っていない。

除雪が入ってない状態であったが、
私が通過する大学構内では
ちょうど除雪をしている時間帯だった。
いずこも財政の厳しさから、
除雪の費用もけずられいく。
少しの雪では除雪がはいらなかったり
除雪の場所が限定されたりするようになっている。
私が学生時代は、
広域の除雪などはほとんどなく
幹線だけが除雪対象となっていて、
それ以外のところは
ほとんど除雪が入らない時代であった。
それを考えると、今は恵まれた時代といえる。
ところが一度恵まれた状態から
少しでも不便さを味わうと
それは非常な不便さを感じる。
たとえかつてより恵まれていたとしても。

今日が大学の講義の最終日で、
ゼミも最後になる。
明日から定期試験がはじまる。
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並木。江別市文京台

●タイミング:No. 2722 2009.01.26

いつものように早朝、雲っていて
日が昇るとともに晴れてきた。
また暖かくなるのだろうか。

早朝は、また、寝過ごした。
7時前まで寝ていた。
こんなのはめったにないことだ。
ここ2日間遅くまで本を読んでいるためだ。
その原因ははっきりしている。
夕食後眠くなった少しうとうとしてしまうため
眠るタイミングがずれたためだ。

今朝は子供たちと同じ時間に起きることになった。
子供たちと一緒に朝食を食べ、
子供たちが自宅を出た直後に
私も自宅を出ることになった。
この時間帯は通勤通学時間帯で
多数の人や車が行きかっている。
これは、落ち着かなくて困った。
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●ミッドナイトイーグル:No. 2721 2009.01.26

高嶋哲夫著「ミッドナイトイーグル」
(ISBN4-16-765660-4 C0193)
を呼んだ。
なかなか面白かった。
高嶋氏の作品は面白くて時々読む。
この作品も期待を裏切ることはなかった。
しかし、エンディングがなんとなく
しっくりこなかった点が残念である。
映画にもなったようだ。
家内が見たといっていた。
面白かったかどうかは聞いていない。
もし聞いたとしても、
映像と本は違っているのだから
どうしようもないものだ。
連続して彼の著書を読んでいる。
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●体という道具:No. 2720 2009.01.25

早朝は静かに雪が降っている。
薄っすらと新雪が一面に積もっている。
穏やかな雪である。

今日は子供のための集まりが公民館である。
それに家族で参加する予定だ。
100人以上集まる大規模なものだ。
昼食を全員で食べ、
午後も行事がある。
一日出ていることになる。

目の手術をして1年近くたった。
眼科に定期的検査にいったら、
順調であるようだ。
今後定常的なチェックとして
半年に一度の検査を受けることになった。
やっと一段落である。
不安を抱えた手術だったから、
一応安定したので、ほっとできる。
年齢にしたがって、
いろいろな病気と共存しなければならなくなる。
それも長生きをしている代償だろう。
生きている目的や夢を達成するために
体をなんとか騙し騙し使っていくしかない。
一種の道具の使い方と同じようだ。
その道具の癖をよくしって、
うまく使いこなすことだ。
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●ペトロバグ:No. 2719 2009.01.24

高嶋哲夫著「ペトロバグ」
(ISBN978-4-16-771751-3 C0193)
を読んだ。
サスペンスものである。
石油合成能力を持つバクテリアを
ある科学者が発見した。
遺伝子操作でその石油合成能力をもっとました。
それがペテロバグである。
石油の合成プロセスは、地質学では、
有機物が熱分解して形成されたと考えている。
しかし、そのプロセスは解明されているとはいえない。
だからこの本に登場したような
ペトロバグがいてもいいし、
だれかが遺伝子操作によって
つくってもいいかもしれない。
現実にそのような研究をしている人もいるであろう。
また、石油は単にエネルギー資源としての役割だけでなく、
いまや世界を動かしている
重要な政治的、戦略的資源ともいえる。
そのような現実の背景があれば、
本書のストーリーはリアリティをもってくる。
なかなか面白い話であった。
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●科学の扉をノックする:No. 2718 2009.01.24

小川洋子著「科学の扉をノックする」
(ISBN978-4-08-781339-5 C0095)
を読んだ。
「博士の愛した数式」の著者小川洋子が
科学の先端にいる科学者を訪ね、
科学に関してインタビューしたものである。
科学インタビューとしてみると
それぞれのインタビューの内容に
物足りなさを感じてしまう。
しかし、サイエンスライターが書くものとは
どこか違う感性があるのは確かだ。
私からすると、
Spring8や粘菌などは
もっと内容を知りたいものもあった。
そのような立場で読むと
確かに物足りなさを感じる。
しかし、彼女は科学的視点でない見方で感じ、
楽しんでいるのは確かだ。
このようないわゆる文系の科学ファンを
科学の側にいる者は無視してはいけないし
満足させ続けなければならないのだろう。
彼女らこそ、科学の扉を覗こうとしている
大衆の代表だからである。
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青い夜明け。江別市文京台

●疲れ:No. 2717 2009.01.23

早朝は曇りで暖かい。
霧雨が降っている。
雨が降るような暖かさだ。
今年は、寒気と暖気が交互に来る。
そして雪はけっこう降っているが
溶ける量も多く、
結果として積雪量は少ない。

昨日の午後は会議ばかりだった。
短い会議がいくつかあったが、
5時過ぎまで会議漬けであった。
しかし、こんなときもあるのだろう。
今日は午後から医者通いだ。
時間があれば、2箇所にいくことになる。

今週はなぜな疲れた。
たぶん子供たちも
今週から三学期がはじまったばかりなので、
疲れているだろう。
始まった早々スキーもやっている。
しかし、今週末も子供行事がある。
まあ、子供たちが楽しみにしていることだから
ぐっすり寝れば疲れも取れるのだろう。
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雪原の牧舎。江別市文京台

●南紀:No. 2716 2009.01.22

早朝は曇っていたが、
時間とともに晴れてきた。

今朝も寝過ごした。
そのため昨日の同じような時間に自宅をでた。
少々はやめの通勤、通学の時間帯になった。

昨日は春休みの調査旅行を申し込んだ。
家族ともども、南紀に1週間でかけることにした。
南紀へは以前から出かけたいと
思っていたところであったが、
なかなか行く機会がなかった。
地質学的になかなか面白い地域がいくつもある。
やっと念願がかなっていけことになった。
私自身は、断片的だが、
小学生の社会見学、大学生時代、
家内と昔行ったところなどにいっている。
そんな思い出深いところを再訪しながら、
まだいってないところを見てまわる予定だ。
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並木。江別市文京台

●時間帯の違い:No. 2715 2009.01.21

昨日は終日大雪であった。
そのため、今朝は真っ白な雪景色だ。
木々の枝にも
雪がどっしりと積もっていた。
快晴の朝日の中に、
真っ白で異様な、
それでいて新鮮で神聖な景観が出現した。

今朝は起きるのが遅かった。
1時間半も遅く起きた。
目の調子がよくない。
使いすぎかもしれない。
昨日あたりから、パソコンを見ていると
目が疲れてしょぼしょぼしてくる。
起きると、供たちがすでに起きていて
スキー学習の準備で
慌しく騒いでいた。
家内は弁当作りにあわてていた。
その脇で私は一人で淡々と朝食をとり、自宅を出た。
1時間半も遅くなると、
朝早く学校くる大学生や
高校生たちを多数見かける。
あさの慌しさを感じながら、
私はいつものように景色を見ながら
写真を撮りながら、自分のペースで歩く。
珍しい雪景色に写真を向けている
大学生たちも何人も見かけた。
歩く時間帯が違うとすれ違う人も違う。
それも新鮮であった。
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並木。江別市文京台

●銀行不振:No. 2714 2009.01.20

昨夜は雪がふったので、
明け方除雪が入った。
そのうるささで5時前に目が覚めた。
湿った雪でべっとりと重い。
気温が高く、木に雪が絡みついている。
一面真っ白になっている。
これぞ雪景色というものである。

今日は講義である。
月曜日と火曜日は、
来週も今週も講義がある。
それ以外の曜日は講義は終わっている。
明日は土曜日の振り替え日で、
木曜日、金曜日は、補講日になっている。
変則的な講義進行となっている。

昨日、銀行の不振が新聞記事となっていた。
このような報道があっても
預金者はうろたえることなく、
取り付け騒ぎにならないのだろう。
しかし、もし何かあれば、
自分の財産は1000万円までは報償されるとはいえ、
それまでには長い時間がかかるのではないだろうか。
なんといっても、苦痛や不安感はあがなえない。
これも持てるものの苦労だろうか。
今の世の中は、もしものときや老後に備えて
蓄えがないと、
それこそ不安で将来設計ができない。
だから、自分が預金している銀行の動向が
気になるのである。
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ポプラ。江別市文京台

●すがすがしい緊張感:No. 2713 2009.01.19

今朝も曇りである。
暖かい日である。
夜に雪が降ったが、
べちょべちょの雪である。

昨日はセンター試験の監督官であった。
3つの試験を担当した。
数学IIが一番多くの受験者がいた。
私の担当した部屋は、
理系の受験生が多かったがだろうか。

試験問題をいくつか見た。
教科によって難易度が
だいぶ違っているように見えた。
理科総合Bと物理や地学と比べると
だいぶ違って見える。

真剣な表情で学生が試験に臨む。
その真剣さがひしひしと伝わる。
こちらは清涼さを保つだけだ。
つまり黙ってじっとしているのである。
これがなかなか疲れる。
肩がこってきた。
しかし、これからは大学の定期試験や
入試が連続する。
そこでも似たような気分を
味わうことになるのだ。
でもその緊張感は
すがすがしさを感じる。
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坂道。江別市文京台

●心に届く講義:No. 2712 2009.01.18

今朝は曇りである。
しかし風も積雪もなく穏やかな天気となった。
センター入試のために日曜日に出てきている。
朝8時半に集合だから、
いつもと同じ時間に研究室に出てきている。

ある学生がメールをもらった。
私のある科目の最後の講義に感動したという。
私にとってもうれしいことである。
そのメールに次のような返事を書いた。

「最後の講義を、
熱心に聴いていただきありがとうございました。
そして講義の内容が、心に届いたことは
今後の私の教育への大きな励みになります。
私の講義の内容は、この大学を卒業する人の将来に
直接役に立つ学問ではありません。
でも、何か役に立つ考え方があるはずだと思います。
私は大学生の頃、地質学を学んでいたのですが、
まったく関係のないような教養科目の
哲学、漢文や心理学など心に残る講義がありました。
そのような学問は、たぶんに先生の個性も
含まれていました。
先生の個性と学問の記憶は、
現代の私に影響を与えてきました。
そのとき学んだことや学問の感動を、
次世代の人に伝えるべきだと思い、
講義をしてきました。
あなたへの成果は、教師として、非常に満足感となります。
あなたへの私の役割は終わりました。
次は、あなた自身が、学んだこと実践する番です。
私から得られたこと生かすために、
目標を見つけ、それに向かって努力をしてください。
私も目標に向かって努力を続けています。
努力は嘘をつきません。
たとえ、あるときの挑戦の結果が失敗だとしても、
努力も失敗も、経験として残ります。
それは何もにも変えられない財産となります。
そんな財産を努力によって増やすことができます。
たくさんの財産を手に入れること、
それこそが、最終的に人生の成功へとつながると思います。
お互いにがんばって努力していきましょう。」

というものでした。
人の心に何かが届くのが実感すできるのは、
これほどのすばらしいことはない。
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●長い冬休み:No. 2711 2009.01.16

昨日は長男の誕生日だったので、
夕食を外で食べることにしていた。
時々いく中華料理屋さんにいった。
正月から2回いったが、
2回とも店が閉まっていた。
不思議に思っていたが、今回は開いていた。
聞くと、毎日休みなくやっていたそうだ。
ただ、奥さんが子供送り迎えとアルバイトの人が
まだ着てない時間帯ができるそうだ。
私たちがいった時間は、
たまたま閉まっていたそうだ。
出かけるのが少々早かったようだ。

今日は青少年科学館に出かける。
子供の冬休み最後の行事である。
長かった子供たちの冬休みもやっと終わる。
この冬休みは親にとっても長いものだった。
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●クマムシを飼うには:No. 2710 2009.01.16

鈴木忠・森山和道著「クマムシを飼うには」
(ISBN978-4-8052-0803-8 C3045)
を読んだ。
「クマムシ?!」 の著者の鈴木氏が
サイエンスライターの森山氏に
インタヴューを受けたものである。
森山氏はそれをメールマガジン「サイエンス・メール」で
発信されていた。
それをまとめて本にしたものである。
4時間ほどに及ぶインタビューで本ができるのだ。
なかなか面白かった。
特に鈴木氏が、
自然史的発想でクマムシを捉えていること、
そして中年になってからテーマを変更したこと、
単独で研究を続けていること
が私のとっている行動と似ている。
その点が非常に共感を覚えた。
しかし、鈴木氏がわからないことを連発するので
読んでいる方は、少々欲求不満になる。
わかっていること、何をして、何を目指しているかなど
前向きな話を中心に進めて欲しかった。
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雪の穴。江別市文京台

●冬休みの最後に:No. 2709 2009.01.15

今朝は雲がかかって、
どんよりとした空模様であった。
昨夜は風と雷で、荒れていた。
今朝はかなり雪が積もっていた。
しかし、除雪がはいってなかったので、
雪の中を歩いてきた。

今日は夕方から会議があって、
帰宅時間が少々遅くなってしまいそうだ。
週末はセンター試験で
大学の全教職員は動員されることになる。
私が受験するわけではないが、
少々緊張してくる。

明日は、講義がない日なので、
家族サービスで札幌の科学館に行く予定である。
先日ゼミの学生たちといったところである。
私は少し見残したとろろはあるが、
子供が見学することが中心となる。
まあ、子供たちの冬休み最後のイベントとなる。
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坂道。江別市文京台

●教育の更新:No. 2708 2009.01.14

今朝は寝過ごしてしまった。
4時に一度目が醒めたが、
もう少し寝ようと思って寝たら、
6時前まで寝ていた。
研究室に着いたら、7時半であった。

今日で最後の講義がある。
毎回新しい内容を加味しながら、
更新している。
なかなか完成しない講義である。
新課程が始まってなので、
教科書の内容が定まるまで、
少なくとも、あと2年は
更新し続けなければならないのだろう。
しかし、これは教育は常に更新されていくことの
反映かもしれない。

今日は講義の終了後、
子供たちのスキーの調整をしに
スポーツ店にいく。
長男は昨年のスキー靴が
小さくて入らなくなった。
そのため、新しいスキー靴が必要になる。
靴だけ買うのか、
安いセットスキーを買うのかを
店頭で確かめることにする。
家内はスキーのことはまったくわからないし、
車ではいけないので、
私が付き合うことになった。
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並木。江別市文京台

●施設見学:No. 2707 2009.01.13

朝は曇っていたが、
9時前後から晴れ間が見えてきた。
しかし、冷え込んでいる。

昨日は、ゼミの学生と施設見学に行った。
近場だったので、午後1時に集まって、見学した。
用事のある学生は早めに帰ったが、
3時間ほどいた。
細かくは見ていられないが、
いろいろ面白いものがあった。
うちの子供も冬休みの間に連れて行きたいものだ。

いよいよ後期の講義もあと少しとなった。
今週で終わる講義が大部分で、
来週も一つだけあるが、後は定期テストだ。
そして成績提出となる。
それまで、レポートの入力や採点だと
なかなか忙しい時期となる。
2月にはいると一般入試も行われる。
なにかと3月まで慌しく、
落ち着かない日々が続く。
それでも、やるべきことはある。
ただそれを継続的に遂行していくことである。
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●長すぎる休み:No. 2706 2009.01.12

ここ数日冷え込んでいる。
昨日は大荒れという予報であったが、
私がいる地域ではなく、
道東のほうで荒れたようだ。

今日の午後は、ゼミの学生と
施設見学にでかける。
夏の施設見学では
楽しみにしている学生も多かったが、
今回はあまり乗り気でない学生が多いようだ。
それは、時期的に落ち着かない頃に
なってきているためだろうか。
まあ、せっかくいくのだから、
少しでも楽しめればと思っている。

子供たちの冬休みはまだ続いている。
長い休みだ。
余りすることがないので、
少々もてあましている感がある。
しかし、勉強をしなくていいのが、
楽でいいようだ。
どこかに出かけるのであれば、
長い休みは便利なのだが、
出かけず、自宅にいることが多くなると、
単調さに飽きてくるようだ。
でも、勉強と比べれば、
好きなことで遊ぶのがいいようだ。
長すぎる休みも考えものだ。
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●16歳の教科書:No. 2705 2009.01.12

7人の特別講義プロジェクト&モーニング編集部編著
「16歳の教科書」
(ISBN978-4-06-214095-9 C0037)
を読んだ。
なぜ学び、なにを学ぶのかということを、
7名の有名講師が教科ごとにおこなうものである。
しかし、内容が私にとっては
まったく感動的でなかった。
私が大人だろうか。
私が若い頃は加藤泰三などの本を読んで感動したものだ。
それを年をとってから読んでも
程度は弱くなったが、やはり感動した。
だから、この本が売れているというのは、
少々不思議な気がする。
帯の感想も、若者だけでなく、中年の人も
感動したという文章があるが、
私とは違った感動を得られた人もいるようだ。
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ポプラ。江別市文京台

●凛とした:No. 2704 2009.01.08

今朝は晴れていて、冷え込んだ。
朝日はまだ見えなかったが、
晴れていたため、東の空が明るくなった。
昨日は雪が降ったりやんだりしたが、
その積雪がやわらかく積もっていた。

晴れた朝の冷え込みは、
鮮烈な厳しさ、凛とした厳粛さを感じる。
雪の中の冷え込みは、
北国の固有のよさである。
しかし、その雪こそが、
北国のつらさでもある。

今日は午前中は講義、
午後は会議である。
隙間を見て、仕事をする。
そんな日であるが、
逆に時間に追われているほうが、
この間に中をしようという集中力がでてくる。
まあ、じっくり取り組む仕事は
できないのだが。
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雪の壁面。江別市文京台

●展覧会:No. 2703 2009.01.07

昨日は雪がかなり積もった。
深夜の公的除雪が行われていたので、
自宅前に除雪の雪山ができている。
そのような雪を除けていくために、
個人の除雪が盛んに行われている中を歩いてきた。

いよいよ2009年の授業が今日からはじまる。
そして来週からさ来週にかけて、
後期の授業が終わる。
年度の終わりが近づいている。
そのための慌しさがある。

今週の金曜日に、
札幌へ行かなければならなくなった。
次男の絵が出展している
展覧会があるので、その見学に行く。
8日から4日間しか展示されていない。
休日は混みそうなので、
平日に行くことにした。

月曜日の祝日は、
ゼミの施設見学会に札幌に出かける。

なにかと慌しい年明けである。
しかし、大学が一番忙しい時期でもある。
そんな日々をかみ締めて、
やるべきことをやっていくしかない。
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雪道。江別市文京台

●年の初めでも:No. 2702 2009.01.06

朝から雪が舞っている。
ふかふかの新雪が積もっている。
今年最初の通勤のために歩いた。
久しぶりだと、同じ道を歩いても新鮮である。

研究室は、暖房が最小限にされているので
寒い。ジャンバーを着てちょうどである。
足元には、電気ストーブをつけている。
これがなければ、過ごせない。

朝から、年始にすべき、ファイルやデータ、
メモ類の整理をした。
また、大量のメールの整理もした。
それと明日の1講目の講義の準備をしている。
どれも、定常的な作業である。
そんな淡々とした年はじめの作業をしている。
今日は、まだ大学が初めっていないので
生協もやってないので、
午前中で帰宅する予定である。
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●時間感覚:No. 2701 2009.01.04

長く自宅にいると曜日や日付感覚がなくなる。
今日は何日で何曜日なのかがわからなくなる。
家内はそんなことはないという。
長年主婦をやっているから、
日付感覚をなくすことなく、
日常生活ができるようだ。
たぶん、私は、曜日ごとに決まった仕事があり、
その行動によって曜日を把握しているからだろう。
これは、サラリーマン全体にいえることなんだろうか。
もし定年生活になったら、
このような曜日をなくした感覚のまま
老後生活をすることになるのだろうか。
それは、非常に危ない気がする。
日々の違いを意識することなく、
刹那的に日々をすごしていくようになる気がする。
時間の過ぎるのは速い。
日増しに時間は早く過ぎる気がする。
だから、目的を持って生きるためには、
時間感覚を保ちながら、
日々の経過を感じる必要がある。
そんなことを正月に感じた。
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●ぼくの・稲荷山戦記:No. 2700 2009.01.04

たつみや章著「ぼくの・稲荷山戦記」
(ISBN4-06-275486-C0193)
を読んだ。
初めて読む作者の児童文学である。
伝奇小説のたぐいだろうか。
自然破壊で稲荷神社の神が
困っているというストーリーだ。
単純なストーリーだから、
登場人物の個性、
話の落としどころが問題となる。
そのような点で少々物足りなさを感じたが、
全体としては面白い話であった。
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●正月文化:No. 2699 2009.01.03

今日は朝から曇りである。
昨日は昼間、快晴で、道路の雪がだいぶ溶けた。
夜は放射冷却で冷え込んだが、
夜半からは暖かくなってきた。
今日も晴れてくれるといいのだが。

昨日は次男だけ連れて市内各所に買い物にいった。
次男がお年玉でサッカーボールと
漫画本、財布などを買いたいというので一緒に回った。
午後は、家族でプレゼントを目指して
ゲーム大会をした。
次男が暮れに買った人生ゲームだ。
夕食を外食にするつもりで、
いつも行っている中華料理店にいったら、
休みだったので、別のレストランに行ったら、
かなり込んでいて、またされた。

今日は長男が図鑑を書いたというので、
札幌で新しくできたジュンク堂という書店に
家族で出かける予定である。
深海生物の図鑑が欲しいらしい。
現在、冬休みの宿題で、深海生物の絵本を作っている。
毎日何時間もかけてつくっている。
しかし、楽しいらしく、遊びながら、
長々と時間をかけて書いている。

私は新しいでかい書店をみてみたいというので
楽しみにしている。
床面積では、池袋本店に次ぐ大きさだ。
日本で2番か、3番の大きさの書店で、
北海道では最大である。
注意しないと子供が迷子になったり、
時間を食いすぎるかもしれない。

こんな風に家族の動向をつづっていると、
正月らしい家族の振る舞いなんだろうなと思える。
ただ、私が子供のころの正月とは、明らかに違っている。
お雑煮は食べるが、おせち料理はない。
門松も注連縄、玉飾りもない。
しかし、初詣やお年玉やゲームなど
正月を意識した催しを家族で行う。
手軽に正月気分を味わっているのだろう。
子供の大人になったときは、
もっと正月気分が薄れていくのだろうか。
それともこの程度がお正月なのだろうか。
テレビで正月の行事を眺めることが
お正月となるだろうか。
文化風習は多くの人が成しているものが
定着して形成されるはずだ。
我が家のこうした行事が多数の家族ものと
シンクロしていくこと文化へとなるのだろう。
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狛犬。江別市野幌神社

●いつものように:No. 2698 2009.01.01

いつものように朝起き、
いつものようにパソコンに向かい、
いつものように思いつくままをつづる。
そんな日々をはじめた。
昨日の元旦は、家族で起き出し、
雑煮を食べた。
いつもの朝を過ごしたのち、
初詣に近所の神社に出かけた。
元旦にこの神社に参るのは
初めてのことである。
すると予想通り多くのお参りの人が来ていた。
しかし、市内の大きな神社でないので、
ごった返すことはなかった。

初詣のあと、近くの温泉にいった。
元旦の午前中だったが、
かなり多くの人が訪れていた。
しかし、そこにはのんびりとした
正月ムードが漂っていたような気がした。

晴れたり曇ったりの天気だが、
暖かい正月である。
雪は舞うが、道路の雪は、
春の雪解けを思わせるぐしょぐしょ状態である。
交通量の少ない道にはいると、
立ち往生してしまいそうだ。
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