思いつくまま

2007年04月
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目次 
●森へ:No. 2144 2007.04.30
●地球の自叙伝:No. 2143 2007.04.30
●ささやかな不正:No. 2142 2007.04.27
●トラブル:No. 2141 2007.04.26
●丹精を込める:No. 2140 2007.04.25
●浅い眠り:No. 2139 2007.04.24
●春眠暁を覚えず:No. 2138 2007.04.23
●淡々と:No. 2137 2007.04.20
●ノートパソコン:No. 2136 2007.04.19
●自力で研究:No. 2135 2007.04.18
●カメラ不調:No. 2134 2007.04.17
●春:No. 2133 2007.04.16
●親子の付き合い:No. 2132 2007.04.15
●緊張と弛緩:No. 2131 2007.04.14
●メタルカラー列伝 温暖化クライシス:No. 2130 2007.04.14
●大学始動:No. 2129 2007.04.13
●学生と教員で:No. 2128 2007.04.12
●知的資産に:No. 2127 2007.04.11
●講義でのパソコン利用:No. 2126 2007.04.10
●新入生:No. 2125 2007.04.09
●プレイ:No. 2124 2007.04.08
●13歳からの論理ノート:No. 2123 2007.04.08
●デカルトの暗号手稿:No. 2122 2007.04.08
●合宿オリエンテーション:No. 2121 2007.04.06
●新入生:No. 2120 2007.04.05
●春の朝の日差し:No. 2119 2007.04.04
●季節は春:No. 2118 2007.04.03

●森へ:No. 2144 2007.04.30

今日は朝から快晴である。
じっとしていられないほどの天気である。
今日は天気がよければ、
自転車で森へ、お弁当をもって
サイクリングに行くことにしていた。
昨日長男に変速機つきの新しい自転車を買ってあげた。
次男は長男のお下がりの大きな自転車を
おとといから乗り始めている。
二人とも新しい自転車なので
足慣らしをかねて出かける予定だ。
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●地球の自叙伝:No. 2143 2007.04.30

マーシャ・ビョーネルード著「地球の自叙伝」
(ISBN4-8222-8302-8 C0044)
を読んだ。
地質学者による地球の解説である。
しかし、一般的過ぎてあまり面白くなかった。
やはりしっかりとして視点で構成されていないと
内容にインパクトがないような気がする。
そのような本は研究者が自分の研究テーマで
何冊も書けるものではないような気がする。
もし書けるとすると、自分の研究分野を
いろいろな視点で概観したり、
再構成したりすることであろう。
そしてより優れた研究者には、
科学哲学へと昇華していくのではないだろうか。
その道は私には遠いと感じた。
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つくし。江別市文京台

●ささやかな不正:No. 2142 2007.04.27

昨日の午後から激しい雨風となった。
わたした帰るときは、雨も風もおさまっていたが、
冷え込んで寒くなった。
明け方から今朝にかけて、風強く、
時折あられが降るような天気となった。
ささやかな不正について考えた。
不正はよくない。誰もがそう思う。
金額の過多にかかわらず、
金額で示せないようなささやかなことであっても、
不正と心が判断すれば、
それはよくないと思う。
身のまわりの複数の人がしている不正であっても、
いけないことだと思うはずだ。
それがささやかな不正で、
多くの人がその不正をして、
ささやかな益をえているとすると、
その不正をしていない自分が、
損をしているような気になることがある。
それならと、不正と知りつつ皆がやっていることだからと
心で自己弁護しながら、
不正に手を染めてしまうことがある。
その一歩を踏み出せば、
次の一歩はたやすく踏み出せる。
そして、より益を得たいと思うようになる。
やがて、以前自分が非難していていた
不正の側に立つことになる。
その悪循環がやがて自分の心の中の
多くの歯車を狂わせることになる。
そして社会の歯車を狂わせることになる。
そんなことを考えた。
考えすぎであろうか。
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春を持つ。江別市文京台

●トラブル:No. 2141 2007.04.26

今朝は 温かい雨である。
一時激しく降ったり風があったので
ズボンのすそが少し濡れた。
しかし、歩いてくる途中で雨は上がったので、
雨の後の散策を楽しみながら通勤した。
昨日の講義でパワーポイントを使おうと思ったら、
映像が出ないというトラブルがあった。
教務の人を呼んだが、解決できなかった。
しかたがないので、板書とレジメだけで講義をした。
表面状はひどくあわてている自分がいた。
しかし、心の中では、
講義を続けなければならないという使命感と
それほどあわてないで対処を考えている自分を
強く感じていた。
自分でも心は、驚くほど、冷静であった。
多分、手持ちの資料が用意してあったこと、
レジメを学生たちに用意してわたしてあったこと、
昨年は板書で講義していたこと
など、さまざまな理由があったからであろう。
しかし、もしかしたら、あわてなかったのは、
私が教員として場数を踏んで、
馴れてきたせいかもしれない。
この馴れが、
緊急事態にあわてず対処できることにつながればいいが、
10年1日の繰り返しや緊張感のなさにつながらないように、
注意が必要だ。
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新芽。江別市文京台

●丹精を込める:No. 2140 2007.04.25

今朝は薄曇りであった。
しかし、時間がたてば晴れてきそうだ。
いつものごとく、日々講義の作成に追われている。
新しい講義には、やはり時間も精力も、そして神経も使う。
このように丹精を込めて作り上げることが
大切なのであろう。
たとえ結果が上手くいかなくても、
手抜きしてないのであれば、
次回は修正をして
よりよいものにしようという気持ちが残る。
できるところまで、時間の許す限り丹精を込めていくこと
そしてその気持ちを持ち続けることが、
重要なことなのであろう。
そんな繰り返しが、よい講義、よいものを
つくり上げるということなのであろう。
これは、すべてのものづくりの基本かもしれない。
さて、1講目の講義を修正していこう。
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ヤナギ。江別市文京台

●浅い眠り:No. 2139 2007.04.24

今朝も晴れである。
昼間は暖かく、西日が当たる研究室は、
窓を開けないと暑くてたまらない。
夕方窓を閉めるのを忘れて
明けたまま帰宅した。
しかし、今朝来ても寒くもないし、被害もなかった。
ここ数日眠りが浅いので、
昨日は久しぶりにアルコールを飲んで寝た。
すると明け方、浅い眠りが続き、
寝起きがひどく悪く、ずっとうとうとしていた。
なかなか深い眠りがとれない。
ぐっすりと眠れないので、疲れが抜けない。
どうしたものであろうか。
季節のせいだろうか、疲れのせいだろうか。
なんとか体調を戻したいものである。
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エゾエンゴサク。江別市文京台

●春眠暁を覚えず:No. 2138 2007.04.23

今朝は晴れた。
気持ちのよい天気である。
土曜、日曜日とも朝のうち天気が悪かった。
日曜日は昼前から晴れてきた。
子供たちは自転車で外で遊んでいた。
いい天気なら外に出たいのだが、
季節の変わり目で疲れが出ている。
眠くてしょうがない。
家内と共にしょっちゅうあくびをしている。
特に夕食後が眠い。
これは疲れている時と同じ状態である。
しかし、睡眠時間をたくさんとろうとしても、
眠れないし、眠りも浅く、ぐっすりと深く眠れない。
朝起きても、眠い状態である。
まさに春眠暁を覚えずである。
でも、そろそろ春の気候に体が馴れてくれないと
何もできない。
来週からゴールデンウィークになる。
できれば、いろいろ出かけたいところだ。
しかし、無理はしないようにしていこう。
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朝日。江別市文京台

●淡々と:No. 2137 2007.04.20

今朝は曇りである。
風が強くコートの襟を立ててきたが、寒かった。
東の空の雲が薄かったので、朝日が雲越しに見えた。
それは幻想的な景色であった。
昨夜は学部教員の歓迎会があった。
私は今ではアルコールに対して
まったく弱い体質になった。
これはアルコールをまったく飲まなくなったからだ。
飲みすぎると必ず体調をくずす。
でも、ついつい昔の飲んでいたころのつもりで
飲み始め手氏ウことが多い。
すると気分を悪くする。
しかし、昨日は注意して酒をほどほどにしたので、
気分が悪くならなかった。
だからいろいろと話ができて楽しいのみ会となった。
昨夜は寝る時間が遅くなったので、今日は眠い。
今日も講義があるので、何とかがんばっていこう。
講義も2週目を向かえ、学生もそして教員も
落ち着きができたような気がする。
これから、3ヶ月淡々とした講義の日々が続く。
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残雪。江別市文京台

●ノートパソコン:No. 2136 2007.04.19

今朝も快晴である。
放射冷却で霜ができ、氷も張っていたが、
凛とした寒さと朝日の暖かさを感じる日であった。
いつも見ている新芽や若葉が日に日に成長していく。
日影や除雪の雪だけが残り、
ほとんど雪は消えた。
緑の芽吹きが春を告げる。
キツツキが木を叩く音が響く。
今日は新しい学部長によるはじめての学部教授会がある。
また夜からは、学部で新任の教員のための歓迎会がある。
大学が始動してきた。
私は、今年度にやりたいことにせかされるように、
新しいシステムの構築を考えている。
古いデスクトップパソコンを今まで
メインのパソコンがだめになった時に
サブとして使えるように保存していた。
しかし、ノートパソコンを予備あるいはサブとして
実際に使っているので、
不要となるので処分することにした。
もう7年近く前のものだ。
講義のプレゼンテーション用に使っているのは
6年前に購入したノートパソコンである。
それで、十分実用になる。
ただ、ノートパソコンも不調やタイプの違いによって
使い分けているので、4台を運用している。
自宅で2台、研究室で2台である。
使ってないノートパソコンが2台ある。
これも特殊目的があるので、捨てがたい。
ソフトウェアは充実していくが、
重くなり、古いパソコンでは使いにくくなっているが、
実用上は現状のソフト、ハードで不満はない。
現状が維持できれば不満はない。
もちろん新しいことを大規模に始めるには、
不足かもしれないが、現状維持では問題ない。
私にとってそろそろパソコンも家電化してきた。
やりたいことはほぼ満足できるのである。
あとは、家電製品として寿命が尽きれば、
買い替えとなるということである。
最近IT機器の多くは、
そのような域に達してきたような気がする。
それとも、これは、私が新しいものへ
興味をなくしてきた一種の老化なのであろうか。
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残雪。江別市文京台

●自力で研究:No. 2135 2007.04.18

今朝も快晴となった。
東の空に雲が少したなびいていたので
時々日はかげったが、快晴のいい朝であった。
昨日科学研究費の結果が公開された。
私は、不採択であった。
この大学に来てから、
科学研究が一度も採択されたことがない。
昨年はまったく申請内容をかえて、
個人で濃度の濃い研究テーマにした。
それでもダメであった。
研究分野に旧来の古風さがまだあるのかもしれない。
学閥、人間、新参者を
拒否するような風潮があるのではないだろうか。
そう疑いたくなるような結果だ。
我が大学での今年の新規採択は1件であった。
例年少ないが、今年はあまりにも少ない。
まあ、研究費が採択されなくても、研究はしていく。
これは、私が研究をしたいからである。
私にとって研究とは、金のためではなく、
自分の興味で行っているからである。
まあ、くじけることなく、自由にのびのびと
自力で研究をしていこうではないか。
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花。江別市文京台

●カメラ不調:No. 2134 2007.04.17

今朝も快晴となった。
昨日は午前中は天気がよかったが、
午後からはみぞれになった。
今日は、暖かい春らしい天気である。
カメラを撮りながら歩いてきた。
最近カメラの調子がおかしくなることが頻繁に起こる。
ホワイトバランスが狂ったような変な色調になる状態である。
以前にも起こったがそんなに頻繁ではなった。
この症状は何度か電源を入り切りしていると正常に戻る。
しかし、その症状が頻度で、
入り切りの回数を多数しなければ治らなくなっている。
そろそろこのカメラも寿命かもしれない。
現在のカメラは昨年1月に中古品を
オークションで購入したものである。
私自身は1年3ヶ月しか使ってないが、
中古なので前の持ち主が
どのような使い方をしていたかは不明である。
それに、このタイプのカメラは
もう製造中止となっている。
最近のデジカメと比べると
ポケットに入るとはいえ、やはり大きい。
しかし、レンズが自由に動くタイプのカメラは、
現行品ではNikon製の一種しかない。
それは現在のものよりさらに大きい。
それは使う気がしない。
現在使っているものか、その後継機かが
大きさでは、コンパクトでいい。
しかし、中古市場では
現在の新品デジカメほどの値段で取引がされている。
それを考えると、市販の普通のタイプのカメラを
購入するのも手かもしれない。
あとは自分の使い方を
いろいろ工夫する方がいいのかもしれない。
そんなことを考えている。
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●春:No. 2133 2007.04.16

今朝はやっと快晴となった。
少々まだ寒いが春のコートに変えた。
ポケットをみたら、いつものデジカメがはいっていない。
冬のコートに忘れたと思った。
本とはバックの中にはいっていたのだが。
カメラを取ることなく歩いてきた。
本当に気持ちのよい天気だ。
最初の週の緊張と比べれば
2週目となったので、精神的にはだいぶ楽になった。
しかし、初めての講義を進めることには
それなりの集中力と緊張が必要となる。
しかし、いい季節で天気がいいと
心が浮かれるの私だけであろうか。
本州にいるときはこんな気分に
なることはほとんどなかった。
北海道に来てから、春や季節の移り変わりに対して
敏感になってきている。
これは、北海道の気候に完全に
慣れてきたためであろうか。
それとも長い冬があるだけなのか。
理由はよく分からないが、
春には心がうきうきする。
そして学校の講義もはじまり、緊張感も薄れ
いい季節感だけを味わうことができるようになった。
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はる楡。江別市文京台

●親子の付き合い:No. 2132 2007.04.15

今朝は一日雪やみぞれ、雨が
降ったりやんどだしていた。
今朝も雪である。
今もちらついている。
道路は積もっていないが、
土や屋根、木や草の上はうっすらと白くなっている。
4月になって連日雪が続く。
それも我が家が冬タイヤから夏タイヤに
変えた翌日からである。
皮肉なものである。
昨夜は家内がPTAの飲み会で夜出かけたので、
私は、留守番であった。
子供たちは自分たちで寝たが、
寝れないというので、付き合って一緒に寝た。
いつもは家内が9時くらいまで
一緒に寝ているのだが、今日は私である。
でも、私の場合は、一緒に布団に入っていると
私自身も寝てしまうので、
寝るつもりでいなければならない。
まあ、それでも仕方がない。
いつまでこのような親子の頼り頼られる
付き合い方ができるのだろうか。
それを考えると、残された密接な付き合いを
味わっておかなければならないと思える。
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ねこやなぎ。江別市文京台

●緊張と弛緩:No. 2131 2007.04.14

今朝は雪であった。
アスファルトの道路は解けているが、
屋根や木々、土の上は雪が積もっている。
昨日定期点検からもどってきた車は
夏タイヤに変えたばかりだ。
こんなこともあるのだ。
いつもそうだが、講義のはじまりは、
1週間が終わるとくたくたになる。
始まるまでの準備の忙しさ、
事業中の極度の集中
そして終わったときの充実感。
そんな緊張と弛緩のために、
疲労が激しい。
土曜日はぐったりとしてる。
しかし、体は疲れ眠いのに、
緊張が抜けきっていないため、
いつもどおり目が覚めてしまう。
こんなときは森や緑の中にいって、
リフレッシュすればいいのだが、
今日は天気がよくなくてできない。
今日は子供たちを図書館に連れて行く予定だ。
せめて気分転換でもして、
体を休めておこう。
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●メタルカラー列伝 温暖化クライシス:No. 2130 2007.04.14

山根一眞著「メタルカラー列伝 温暖化クライシス」
(ISBN4-09-379428-6 C0095)
を読んだ。
環境や防災に取り組んでいる
人たちへのインタビューである。
本当に多くの人がいる。
そして本当にいろいろな現場、局面、状況、もの
にそれぞれ取り組んでいるのことがわかる。
たぶん、掘り起こせば、人の数だけ、
努力や苦労などがのだろう。
それは個人のレベルから、家族、社会、国家、
そして人類の歴史や物語と変化していくのであろう。
そんなことを感じた。
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パノラマ。江別市文京台

●大学始動:No. 2129 2007.04.13

今朝は曇りで肌寒い。
しかし雪ではなく雨であった。
昨日夕方4時過ぎに大学を出た。
すると日が長くなったせい明るく暖か道を歩いた。
冬の間は雪で歩けなかった道があったが、
久しぶりに、森を通る回り道を歩いた。
少々ぬかるんだところ、雪が残っていたが、
なかなか面白かった。
暑寒別の山並みも見えた。
上のパノラマはそのとき撮ったものである。
いよいよ春である。
あちこちで芽吹きが見られる。
鳥のさえずりも聞こえるようになった。
今日で講義最初の週が終わる。
そして学科の1年生のゼミナールが今日ある。
これで新入生たちもいろいろたタイプの授業を
経験したことになる。
いよいよ大学も本格的に始動しだしたのだ。
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マツカサ。江別市文京台

●学生と教員で:No. 2128 2007.04.12

今朝は寒く雪が振り出していた。
うっすらと白くなっているところもあった。
昨日実習の講義があった。
はじめのガイダンスだったので、
予定通りにいかなかったところもあった。
私は、複数の教員による講義の難しさを感じた。
教員ごとにやり方が違うし、
予定通りにいかない時の対処が教員ごとに違う。
それを意思統一するのが
はじめての体制だから難しい。
それでも、実際に講義を進行しながら
試行錯誤していくしかないであろう。
初めてのことだから、これからも、
いろいろ不都合やトラブルがあるであろう。
はじめだからある熱意。
はじめだからできるチャレンジ。
はじめだから起こる失敗。
はじめだから起こる喜び。
それらを最上学年の学生である2年生と
われわれ教員が作り上げていくのだ。
新学科とは学生と共に作り上げていくものであることが
このような講義によって実感できる。
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フキノトウ。江別市文京台

●知的資産に:No. 2127 2007.04.11

今朝は東の空は晴れていたが、
中央から西にかけての空には黒い雲があった。
だから、また天気が崩れていくのだろう。
今日は私とってはじめての講義がはじまる。
そしてそれはパワーポイントでの講義である。
5講目には、はじめての実習がはじまる。
どれもはじめてであるが、
新しい試みをするときは
いろいろ苦労し気を使うものである。
一度やれば経験で2度目はもう少し楽になるであろう。
そのような繰り返しの段階にまだはいっていない。
それが緊張するところである。
学内の研究費が採択された。
それによって地層の詳細記録の手法を
開発するための準備ができる。
まずは手法開発であるが、
問題はそうれをどう利用するかである。
それを考えなければならない。
そこが重要である。
いろいろやりたいことをやってきているし、
まだやりこともいろいろある。
しかし、それらがまだ体系化していない。
やっていることは楽しく
そして意義のあることであると思う。
しかし、それを知的資産の形態に
どのようにして残すかが智恵を使うところである。
これは苦労でもあり、楽しいところでもある。
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ナナカマド。江別市文京台

●講義でのパソコン利用:No. 2126 2007.04.10

今朝は雨と雪がちらつき、晴れ間も見えたり
あわただしい変化のする天気である。
講義の一つのパソコンを使って行うことにした。
パワーポイントを利用する。
教室が初めてなので、
今日の朝、調整をする。
今学期からこの大学で
はじめてパワーポイントを使って講義を行うことにした。
上手くいくかどうかは不明である。
しかし、これは新しい形態の講義への
一つのステップでもある。
PCレターを利用して、
黒板代わりに利用することもできるであろう。
そのためには、ステップを踏みながら
講義に上達する必要がある。
私もそれに歩みだすことにした。
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フキノトウ。江別市文京台

●新入生:No. 2125 2007.04.09

金曜日から土曜日まで
新入生の合宿オリエンテーションにいった。
非常に疲れた。
日曜日は買い物に出かけたが、
自宅でのんびりとしていた。
多分緊張のため精神的に疲れたのだと思う。
新入生はもっと疲れたであろう。
付き添いできていた学生委員はさらに疲れたであろう。
委員の学生たちがよくやってくれるので、
教員は非常に助かる。
いい学生がたくさん集まるというのは、
いい教育がなされてきているということではないだろうか。
これからもこのような学生を
継続的にたくさん育てることが重要であろう。
そして最終的に彼らの夢を実現させてあげる
助力をしていかなけばならない。
夢を実現させるのは自分自身だ。l
そして夢が大きいほど、叶えるのは難しいであろう。
夢がかなわなかった時にでも、
その失敗をばねにさらに成長できる
精神的な強さを育ててあげることが
本当は必要なのかもしれない。
実際に自分の夢すら
満足に叶えることができない自分に
学生に成せと望むのは無理難題だ。
ただ、私にできることは、
そのような方向を目指して、
彼らに対して自分なりに
精一杯努力と誠意を尽くすしかないのであろう。
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●プレイ:No. 2124 2007.04.08

マイケル・クライトン著「プレイ」(上・下)
(ISBN4-15-041109-3 C0197)
(ISBN4-15-041110-7 C0197)
を読んだ。
コンピュータプログラムと
分子生物学とナノテクノロジーを基にしたSFである。
なかなか面白く一気に読んだ。
自己組織化によって小さなナノ有機物が
学習し進化していく物語である。
面白いが少々荒唐無稽の話であるような気がした。
もしかすると最新科学を扱う物語は、
現実の科学と少しでも乖離が起こると
不自然さが目に付くのかもしれない。
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●13歳からの論理ノート:No. 2123 2007.04.08

小野寺博一著「13歳からの論理ノート」
(ISBN4-569-65560-2 C0010)
を読んだ。
平易には書いてあるが、
簡略化が過ぎてわかりにくい。
これは、なかなか難しい問題だ。
特に子供向けの本の難しさである。
たぶんこのような本は、子供がより、
大人が入門書的に読むことの方が
多いのかもしれない。
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●デカルトの暗号手稿:No. 2122 2007.04.08

アミール・D・アクセル著「デカルトの暗号手稿」
(ISBN4-15-20876205 C0040)
を読んだ。
なかなか面白かった。
そしてデカルトの数学的才能と
宗教裁判に対する慎重さがわかった。
本は、ライプニッツが調べた
デカルトの手稿の写しとそこに秘められた暗号を
中心にして本書の話題は進む。
宗教や時代の抑圧がなければデカルトは
もっといろいろな才能を開花させ、
哲学だけでなく、微積分や代数幾何学など
いろいろ数学や物理の世界でも
業績がもっと評価されたはずだ。
しかし歴史を悔やんでもしょうがないのだ。
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つぼみ。江別市文京台

●合宿オリエンテーション:No. 2121 2007.04.06

今朝も快晴となった。
予報によれば午後からくずれるそうだが、
朝だけでも天気がいいと気持ちがいい。
今日から1泊で、新入生とともに
定山渓で合宿オリエンテーションをおこなう。
泊りがけで出かけるので
なにかと気ぜわしいが、
新入生たちが友人作りができればいい。
そして入学時の不安を取り除ければいい。
私が大学に入学した時は、
大学の学生寮にはいった。
一部屋5名の寮だったので、
先輩がいろいろ教えてくれた。
いいことも悪いこともすべて先輩の世話になった。
そして2年目からは自分が世話をする側になった。
今年の1年生にも2先生の学生が委員として
各クラス2名がつく。
50名の学科に6名の学生員がつき、教員が3名となる。
このクラスが1年間ゼミのクラスとなり、
苦楽を共にすることになる。
ゼミは学ぶことや議論することも重要だが、
大学での過ごし方や姿勢を考えることが重要であろう。
必要以上に深入りすることなく、
しかし浅すぎず付き合うことが重要となるであろう。
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フキノトウ。江別市文京台

●新入生:No. 2120 2007.04.05

今朝も快晴となった。
しかし、寒気のせいか冷え込みが強い。
昨日は忘れたカメラを今日は忘れずに持ってきた。
身近な自然も春の装いになってきた。
いい日である。
昨日新入生のガイダンスがあり、
教員紹介があった。
一昨日の入学式でも対面したが
大多数同士の形式的な対面である。
わが学科は、開設2年目となる。
どうしても、 昨年と今年を比べることが
これから起きそうだが、
小さな集団の差を比べることは、
有意差なのか、含みうる多様性の範囲内なのか
の判断は難しいであろう。
もしかすると、このような比較は継続的になされ
さまざまな差異が見出され、
そして評価されていくのであろう。
当事者の学生たちは、
彼ら自身が唯一の存在であり、
この大学も彼らにとって唯一の存在となるはずである。
4年間という時間を経由して、
彼らは、自ら学び変化し成長していく。
大学とはそのための環境を整え、
プロセスを提供していく存在である。
教員もその一部である。
教員は、彼らを評価することより、
助力することを最優先にしなければならないであろう。
なにも特別なことはない。
当たり前のことを、精一杯行うことであろう。
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小川。江別市文京台

●春の朝の日差し:No. 2119 2007.04.04

今朝は快晴のいい天気であった。
晴れていたので放射冷却で霜が降りていた。
しかし、冬の寒さではない春の心地よさがあった。
いつものように写真を撮ろうと思ってポケットを探ったら、
カメラが入っていなかった。
自宅に忘れてきたのだ。
こんな春のいい天気の日に
自然の記録ができないのが残念であった。
朝歩いている時にいつも持っているものがないと、
非常に不安も感じた。
若者が携帯電話を忘れた時に感じるのと同じような
不安かもしれない。
これは習慣化したものが途切れる時に訪れる
喪失感であろう。
このような喪失感はプラスにも働くし、マイナスにも働く。
それ状況によって、感じ方の差である。
今日は春の朝の日差しを感じてきた。
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フキノトウ。江別市文京台

●季節は春:No. 2118 2007.04.03

今朝は晴れていたが、今では薄曇となっている。
しばらくいないうちに季節は春となっていた。
雪解けが進み、土が見えるようになってきた。
昨日から研究室に出てきているのだが、
いろいろ作業があって、
このページの更新もできなかった。
今日やっと更新ができた。
沖縄でもインターネットに接続できたが、
更新をしている余裕がなかった。
大学は新年度を迎えた。
いろいろなことが始動しだした。
大学周辺の引越し騒動も落ち着いたようだ。
さて、いよいよ新学期の講義も新規に2つはじまる。
あわただしくなりそうである。
まだ、沖縄の残務整理が終わっていないが、
余韻を噛みしめながら、仕事をこなしていこう。
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