思いつくまま

2004年11月
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目次 
●あきらめないこと:No. 1411 2004.11.30
●雪は心を映す:No. 1410 2004.11.29
●降らない雪:No. 1409 2004.11.27
●生きていくために:No. 1408 2004.11.26
●大学:No. 1407 2004.11.25
●雪:No. 1406 2004.11.24
●やるしなかない:No. 1405 2004.11.22
●新しいことへのチャレンジ:No. 1404 2004.11.19
●季節の移り変わり:No. 1403 2004.11.18
●掲示板:No. 1402 2004.11.17
●体と環境:No. 1401 2004.11.16
●山の雪:No. 1400 2004.11.15
●宇宙創成から人類誕生までの自然史:No. 1399 2004.11.15
●咳:No. 1398 2004.11.14
●歴史の方程式:No. 1397 2004.11.14
●数学の愛しかた:No. 1396 2004.11.14
●自然保護:No. 1395 2004.11.11
●夢半ば:No. 1394 2004.11.10
●養生:No. 1393 2004.11.09
●医療:No. 1392 2004.11.08
●養生:No. 1391 2004.11.06 ●健康でいること:No. 1390 2004.11.05
●生きる:No. 1389 2004.11.04


雪と街灯。江別市文京台

●あきらめないこと:No. 1411 2004.11.30

今朝も雪が降り続いている。
今年最初の除雪が
家の前の道路に入った。
本格的な雪の季節だ。
これからは1時間ほどかけて
徒歩での通勤となる。
11月の終わりのとうとう本格的に雪が降った。
明日からは12月、師走である。
11月に成すべきことが
あまりできなかった。
気を落としている。
自分はこんなものだとあきめたくなる。
しかし、これではいけないと奮起すべきだ。
今年あと一月だが、
一月でやるべきことがいろいろある。
そしてそこでしたことは
すべて自分が成した事となる。
手を抜いて生きるのは簡単だ。
手を抜かずに生きるは大変だ。
でも、得られるもの、
そしてそこからの満足感は、
大変な生き方のほうである。
それはわかっているのだから、
自分はこんなものさとあきらめないことだ。
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雪の牧舎。江別市文京台

●雪は心を映す:No. 1410 2004.11.29

昨日から冬型の気圧配置で、風が激しい。
そして昨日それほどでもなかった雪が、
今朝起きる激しく降っている。
そしてしっかり積もっている。
除雪も入るだろう。
とうとう雪だ。
子供は雪が好きだそうだ。
私は通勤が大変になるので、
家内は雪かきが大変になるので、
雪はないほうがいい。
しかし、これは、仕方がないことだ。
北海道に住めば、雪は切り離せない。
でも、大人から見ても、
悪いことばかりでもない。
部屋から窓の外を眺めると、
激しく雪が舞っている。
このような情景は、確かにきれいだ。
その日の天候によって、
雪がさまざまに表情を変える。
白の世界にも色々あることを教えられる。
ささやかだが、こんないいこともあるだろう。
それも含めて雪を考えるべきだろう。
雪に良い悪いはない。
雪を見た人間がどう思うかだけだ。
雪は私たちの心を映しているのだ。
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●降らない雪:No. 1409 2004.11.27

今朝は激しい風と雨が降った。
しかし、暖かい。
昨日の昼間は寒かったのだが、
夕方から急に暖かくなった。
そして今朝の暖かい雨である。
先日の少々雪が降ったが
なかなか積雪に至らない。
いずれは降るのだろうが、
なかなか降らないという状態は
どうも落ち着かない。
雪を望んでいるわけではない。
しかし、一度降って次がなかなか降ないのは
やはり落ち着かない。
こんな雪のことで
一喜一憂しているのは、
平和だからなのだろう。
今日は推薦入試の担当で
朝から大学につめている。
受験生にとっては、
やはり雪のない状態での受験がいい。
雪が降るとやはりトラブルの原因となりうる。
そんな不安はないほうがいい。
受験生諸君の健闘を祈ろう。
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●生きていくために:No. 1408 2004.11.26

今日と明日は大学の推薦入試だ。
今日は担当がないので、
自宅にいることにした。
明日は、一日推薦入試に立ち会うことになる。
若者が緊張しながら、試験と面接に望む。
面接は10数分の短い出来事である。
しかし、緊張でみんな顔がこわばっている。
面接官の顔を見ながら、はきはきと答える。
入学後学生たちに聞くと、
顔をほとんど覚えていないようだ。
私は、もともと顔や名前を覚えるのが苦手だ。
だからなかなか覚えられないが、
物覚えのいい人でも、
緊張のため、難しいようだ。
しかし、こんな緊張することも時には必要だ。
そして緊張しながらも
自分の力を発揮することができなければならない。
人間が社会で生きていくために必要な能力である。
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朝日。江別市文京台

●大学:No. 1407 2004.11.25

今朝は曇っていた。
ただ東の地平線の付近だけが晴れていた。
風が強く、時々雪混じりで吹いていた。
そろそろ雪なるのかもしれない。
さて、明日からわが大学は、推薦入試だ。
18歳人口の減少によって、
大学進学者の数が減っている。
進学希望者の総入学の時代がくる。
しかし、未だに、新大学や新学部を
つくったりしている。
どうしたものだろうか。
営業的に考えれば、過度競争になっている。
なぜ、さらに参入するのだろうか。
これによって、市場の荒廃が起こるではないか。
つまりは、学生への教育のサービス低下である。
教育のレベル低下は
だれにとってもいいことではない。
すべての大学は、統廃合、規模縮小をし、
質の向上によって、アピールすべきであろう。
今の方向は、何か間違っているような気がする。
最終的には、教育を受けたい学生が
自分の望む良い教育を受けられるか。
そして、教員がその期待にこたえられるか。
職員が学生や教員に、それにふさわしい環境を
与えられるかどうかが問題だ。
これは、考えたら当たり前のことである。
しかし、その当たり前のことをするのが
なかなか難しいのである。
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枯葉。江別市文京台

●雪:No. 1406 2004.11.24

今朝は晴れていた。
このごろは、大学に着くまでに、日が出ない。
自転車でいくと、時間が短いため、
日の出より早く着く。
自転車に乗れるのも11月一杯である。
それは、積雪の関係なく、
大学の駐輪場所が閉鎖されるからだ。
それ以降は、徒歩での通勤となる。
初雪が10月下旬に降って以来、
わが町では、なかなか積雪がない。
寒くはなっているのだが、
なかなか積もらない。
それはそれで楽なのだが、
いつ降るかは、それなりに気になる。
先日旭川に行ったときは、平野部でも積雪があった。
もう何度も雪が降っているのだろう。
北海道でも地域差がある。
わが町ではいつから雪なるのだろうか。
いずれにしても、そろそろ降るのだろうな。
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種。江別市文京台

●やるしなかない:No. 1405 2004.11.22

今朝は晴れていた。
風がなかったので、それほど寒くなかった。
今日は午後から高校への出前事業だ。
出かけるのが気が思い。
半日つぶれるからだ。
明日祝日だから、
今日水曜日の講義の準備を
しなければならない。
そして高校の講義の準備もしなければならない。
論文の校正も今日が締切だ。
何かと忙しい。
でも、やるしなかない。
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並木。江別市文京台

●新しいことへのチャレンジ:No. 1404 2004.11.19

今朝は曇りであった。
風がなかったので寒さは
それほどでもなかった。
昨日は会議の合間を縫って
一日論文を書いていた。
なかなか進まないが、
文章量だけは増えていく。
パノラマ合成の論文である。
自分の新しいテーマを
展開するのに使っている技術を
根本的なところから学び、
それを自分がどう利用しているかを書いている。
大変だけれども、
理屈もわからずやっていたことが
そこには解明されている論理が
あることがわかって、面白いものだ。
だから新しいことにチャレンジするのは
大変だけれどもやめられない。
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山並み。江別市文京台

●季節の移り変わり:No. 1403 2004.11.18

久しぶりの快晴である。
しかも風がないので、冷え込んでいたが
それほど寒くはなかった。
大学に向かっているときは、
まだ日が昇っていず、
東の空がかぎろいでいるだけである。
しかし、気温はだいぶ下がったようで、
水溜りに氷が張っていたし、霜も降りていた。
手稲の山並みが、ここ数日の悪天で
白くなっていた。
酪農学園内の道を通っていると、
キタキツネを見かけた。
森林公園には接しているが
人家の近くである。
こんなところでキタキツネを見かけるとは驚いた。
そのキタキツネは警戒心が強く、
私がそちらに向かっていくとすぐに逃げた。
冬毛のふかふかした毛並みをしていた。
やはり、野生を感じさせる警戒心だ。
大学の校内の林では、
アカゲラがすっかり葉の落ちた木をつついていた。
季節の移り変わりが面白い。
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雪。江別市文京台

●掲示板:No. 1402 2004.11.17

朝自宅を出るときは、道路も乾いていたので、
自転車で出た。
途中から小雨になり、後には雪となった。
風がなかったので、寒くはなかった。
めまぐるしく天気が変わっていく。
ここしばらく、こつこつと
試料整理をおこなっている。
代表的な岩石の整理は終わった。
砂の整理も半分終わった。
もし今日も整理ができれば、
残りの砂も終わる予定である。
昨日、火山学者たちの掲示板をのぞいた。
一方は浅間山の活動で、書き込みが増えている。
もう一方は新潟地震の情報源として
いまだに書き込みが多い。
掲示板でも専門家の書き込みが多いと、
専門の情報がいろいろと書き込まれているので
充実したものとなっていく。
しかし、議論が錯綜しているので、
順番に読んでいると、混乱してくることがある。
できれば、テーマ別のツリー形式でも
閲覧できるといい。
活発な掲示板は情報源として
多くの人が頼りにできる。
この掲示板を題材にして論文を書かれている。
新しい情報流通形態が生まれているようだ。
これは新しいジャーナリズムと呼んでいるようだ。
私は、掲示板はいいのだが、
コントロールして維持するのが
大変だという気がするので
まだ、自分自身で利用する気には、
なかなかなれない。
でも、 便利な道具であるのは確かだ。
いくつかの掲示板は、情報源として
よく利用させてもらっている。
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雪。江別市文京台

●体と環境:No. 1401 2004.11.16

昨日の夜半から冷え込んだ。
そして朝は雪となった。
今晴れてはいるが、
雪雲がある。
今日は一日雪が降ったり止んだりのようだ。
とうとう山から里に雪が下りてきた。
子供たちは雪が好きだという。
寒くないのだろうか。
着替えもゆっくりとしている。
ほおっておくと、裸でいくらでも遊んでいる。
寒さをあまり感じていないようだ。
暑さ寒さより、興味のあることへ心は向いている。
子供は偉大だ。
周りの環境を考えるより、
自分の気持ち、興味の方が優先して、
それで体をコントロールできるのだ。
ただ、まだ完成していない体なので、
いつ周りの自然にやられてしまうかもしれない。
それを守るが親だ。
でも、もしかすると私たち文明人は、
体を守りすぎて、
弱くなってきているのではないだろうか。
寒さをものともせず、
遊びまわる子供を見ていて
そんなことを思った。
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●山の雪:No. 1400 2004.11.15


朝雨が降っていたのに、
今は晴れてきた。
土曜日に手稲の山並みは白かったが
今朝もその白さが増しているように思う。
本格的な冬が忍び寄ってきている。
冬は山からある日突然訪れる。
そして、少しずつ里に下りてくる。
まだ咳が抜けない。
今日、定期的に医者に行く予定なので
そのときに一生に見てもらう。
咳止めをもらうことにしよう。
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●宇宙創成から人類誕生までの自然史:No. 1399 2004.11.15

和田純夫著「宇宙創成から人類誕生までの自然史」
(ISBN4-86064-035-7 C0042)
を読んだ。
私が以前、宇宙の階層性の論文で
書いていたような内容である。
ただし、もう5年以上前になるので、
多くの分野で新しい内容に更新されている点が
この本には反映されている。
なかなか面白い本であった。
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冬の準備。江別市文京台

●咳:No. 1398 2004.11.14

風邪がひどくて金曜日以来自宅にいる。
金曜日は休講とした。
体調は講義ができるほどなのだが、
咳がひどい。
しゃべると咳が止まらなくなる。
だから講義ができなくなると思い休講にした。
昨日は学生の父母との懇談会が
あったので大学へ出た。
今日も一日自宅でじっとしていることにする。
長男はじっとしていると体力が余るようで、
夜疲れていないからなかなか寝れないようだ。
でも、寝ないと次の日に差し支えるので、
時間がかかっても寝かしつける。
今家族で一番健康で体力のあるのは長男かもしれない。
でも、抵抗力については、未知の経験があるだろうから、
まだ気をつけてあげなければいけない。
今日は一日じっと静かにしていよう。
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●歴史の方程式:No. 1397 2004.11.14

マーク・ブキャナン著「歴史の方程式」
(ISBN4-15-208528-2 C0040)
を読んだ。
面白い。
べき乗になる現象がフラクタルで、
それは臨界状態から起こることであり
現象自体に原因はないというもうのである。
もしこれが本当なら、
生物の大絶滅や地震の時期と規模などの
自然現象だけでなく
人口集中、経済活動、人間活動にも
原因がわからずに、究明するために
調べていることの多くが無意味となってくる。
面白が、納得しかねることがある。
でも、十分考えてみることが必要である。
現象とそこから導かれる方程式は単純である。
そしてコンピュータによるシミュレーションとも一致する。
さて、そこに真実があるのだろうか。
深く考えてみる必要がある。
この本の英文名は”Ubiquity”である。
この意味するところは、
「至る所にあること」、「遍在」というものである。
そして副題として
「歴史の科学。。。。
あるいは、 世界が考えているより
ずっと単純なのはなぜか」
というものである。
読んでその意味が良くわかった。
これは永久保存書である。
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●数学の愛しかた:No. 1396 2004.11.14

ピーター・フランクル著「数学の愛しかた」
(ISBN4-14-189108-8 C9441)
を読んだ。
NHKの人間講座のテキストである。
実際の放送は見ていない。
しかし、テキストに興味があったので、読んでみた。
昔、彼の本は読んだ記憶がある。
その本にはどのようにして多くの語学を
身に付けていったのかを書いてあった。
この本には数学だけのことだけが書いてある。
そして彼の大道芸については書かれていない。
彼がどのようにして数学を好きになり、
そしてそれをはぐくんできたのかが書かれている。
そして最後に、日本の数学教育についての考えが
述べられていた。
できれば、彼が数学に対して
どのような活動をしているのかを示してほしかった。
研究でもいい。教育でもいい。
現在の彼自身の数学への
かかわり方を伝えてほしかった。
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幻影。江別市文京台

●自然保護:No. 1395 2004.11.11

朝、雨が降っていたが、
雨の合間を縫って自転車で来た。
暖かい雨の日である。
風邪はだいぶ楽になったが、咳が抜けない。
昨日ゼミで自然破壊が話題になった。
自然破壊は誰もいいことだとは思っていない。
でもそれは一般論、机上のこと
のように捉えている気がする。
便利、安全などと比べると、
直接自分に関係の薄い自然を切り捨てようとする。
これは、なかなか難しい選択である。
私は、迷わず、便利さを捨てることを選ぶが、
それがどうも学生たちには、
あまり理解できないようだ。
楽に、便利に利用できるとようになるのに、
なぜそうしなかい。
自然が必要なら、木や花を植えて、
再生すればいいのではないかという。
もっともな考えである。
同じ自然は手に入れられなくとも、
代替の自然を用意すれば
いいのではないかという考えだ。
でも人工の自然は、本当の自然だろうか。
彼らには、一般論としての自然保護と、
自分自身の問題としての便利さや安全を
同時に自分の問題として
同列で議論することの実感がわかないようだ。
そうかもしれない。
多くの若者は、現在大都会で過ごしている。
大都会の便利さ、楽しさ、安全さを享受しているのだ。
それを捨てて、不便で危険な状態で
野生の自然に接しろというのは、
現状の進歩、発展に逆流しなさいということであろう。
それは多分、大変な苦痛を伴うことになるであろう。
あえて自然保護としてやろうというのは、
サディスティックなことなのかもしれない。
でも、どこかでそんなガンマンをしなければ、
戻れないところまでいってしまうような気がする。
それを憂えるがゆえの自然保護なのではないだろうか。
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霧の並木。江別市文京台

●夢半ば:No. 1394 2004.11.10

朝は霧であった。
霜も降りていて、あたりは真っ白であった。
しかし、霧が消えると晴れている。
今日は暖かい日になるだろう。
次男は健康を回復したが、
私は風邪の不調がつづいている。
昨日は早めに帰って、早めに寝た。
食事も通常通り取れた。
一昨日は熟睡できなかったが、
昨日は熟睡できた。
回復には向かっていると思うが、
咳が出るので、講義がしづらい。
後期の講義も半分が終わった。
ところで、私の後期の2ヶ月ほどは、
充実していただろうか。
少々思い返した見た。
調査を予定通り進めた。
資料整理は終わっていない。
新しい産学共同の仕事が決定して、
現在準備段階にはいった。
来年からスタートする。
紀要に投稿した論文の校正が来た。
しかし投稿予定の論文はまだ3個残っている。
データベースの作成は順調に進んでいる。
しかし、ライクワークの地質哲学は滞っている。
思うままにならないものである。
すべてが予定通りにいくとは考えていない。
でも、重要であるものが進んでいるのが望ましい。
今の私は、そうなっていない。
まだまだ夢をかなえるには、
精進や努力が足りないのだ。
夢半ばである。
でも、それを目指すのが選んだ道である。
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落ち葉。江別市文京台

●養生:No. 1393 2004.11.09

夜のうちに雨が降ったようだ。
しかし、今は晴れ間が見えてきている。
風邪をひいたようだ。
体調が悪い。
次男もどうも同じ風邪を引いているようだ。
昨夜はよく寝たのだが、
まだだめなようだ。
無理をせず養生していこう。
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紅葉。江別市文京台

●医療:No. 1392 2004.11.08

曇っていたがどうも雨が振り出しそうだ。
次男の急性中耳炎は治ったわけではなく、
まだ続いていたようだ。
炎症止めの薬は、
強烈な腹痛や吐き気、下痢を伴うようだ。
次男は土曜日に3度はいた。
それでその薬が嫌になった。
あとは、なだめすかしてその薬を飲ますしかない。
でも日曜にジットしていたために、
薬を飲んだが、はかずにすんだ。
今日の診断でOKが出ないと、
もう耐えられない。
医学とは難しいものだ。
病気の苦痛より治療の苦痛の方が大きいとき、
どうすべきか。
医療とは病気や怪我の苦痛から
人を救うものであるはずだ。
それを治療のためとはいえ、
ひどい苦痛を伴うのは、考えものだ。
がん治療でも似たようなことがなされる。
これは明らかに間違っていると私は思う。
生を長らえれるために、苦痛に耐える。
しかし、その先には
やはり、遅かれ早かれ死がある。
若いうちなら、まだその苦痛に耐えて
次の生を謳歌できるかもしれない。
確実に生を保証されているのなら、
耐えられるかもしれない。
可能性が低いのなら、
私は、治療を拒否するだろう。
私は40代後半だが、残りの生を長らえるために、
私はそのような延命治療は望まない。
死の病であることを告知されることを望んでいるし、
家族にもその希望は伝えている。
そしてどのような治療を受けるかは、
私自身が判断したい。
頭が働かなくなるような状態なら、私は生を望まない。
苦痛を和らげるだけの、そして短い生を望む。
その残された期間に、
私は頭が働く状態で死に臨みたい。
残された時間で、何をするかはわからない。
でも、多分、私は淡々と
今と同じ日々を過ごせること望むだろう。
なぜなら、もし毎日を精一杯、
目標に向かって進んでいるのであれば、
その生き方を変える必要ないからだ。
そんな日々を過ごすことを望んでいるからだ。
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桜の紅葉。江別市文京台

●養生:No. 1391 2004.11.06

昨日、母が帰った。
久しぶりに会えて安心し、
別れが寂しいが、
母の日常が今までどおり健康であるように祈るだけだ。
母がいるときに突然起こった、
次男の急性中耳炎も
長引いたがやっと治まったようだ。
まだ風邪が長男も次男も家内も
抜けきっていないようだ。
外へ遊びに行くのは控えよう。
それに車も故障して、代車を借りている。
慣れていない車であちこち
出かけるのはひかえよう。
母が来ている間は
体調が悪いのにあちこちでかけたので
みんな少々疲れているはずだ。
今週はおとなしく養生していよう。
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もみじ。江別市文京台

●健康でいること:No. 1390 2004.11.05

今朝はどんより曇っている。
東の空だけが晴れて、
朝日がさしている。
曇っていると朝は暗い。
写真がなかなか取れない季節になってきた。
ストロボでの撮影が中心になるのかもしれない。
秋から冬にかけて
季節の移り変わりがめまぐるしい。
暖かかったり、寒かったり、
気をつけないと体調を崩しそうだ。
教員も体が資本だ。
教員の代替はいるとしても、
私が担当している講義を
途中から継続できる人はいない。
私しかできない仕事となる。
私がいなければ成立しないことである。
健康でいることが一番重要なことだ。
気をつけよう。
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夜明け前。江別市文京台

●生きる:No. 1389 2004.11.04

更新をせずに、あっという間に、5日ほど過ぎた。
母が来てもう7日目である。
午前中の数時間研究室に出るつもりであったが、
その間に次男が急性中耳炎になった。
おかげで私は、今週前半
自宅にずっといることになった。
まあ、母親孝行だと思っている。
でも、仕事が溜まっている。
今日も会議が長引きそうである。
しなければならないことはしょうがない。
でも、やりたいことをすべできもある。
その兼ね合いが社会生活であろう。
世の中で生きていくことは難しい。
しかも快適に生きていくのはもっとむつかしい。
そんなことに悩みながらみんな生きてるのだろうな。
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