思いつくまま

2004年08月
表紙へ 目次へ

目次 
●災害対策と自然保護:No. 1330 2004.08.31
●リバーネーム:No. 1329 2004.08.31
●自然への接触:No. 1327 2004.08.28
●忙しさをしのぐ:No. 1326 2004.08.27
●学者の値打ち:No. 1325 2004.08.27
●座右のゲーテ:No. 1324 2004.08.27
●すがすがしい朝:No. 1323 2004.08.26
●秋に焦りは禁物:No. 1322 2004.08.25
●限られた時間:No. 1321 2004.08.24
●ひとつずつ:No. 1320 2004.08.23
●パノラマ:No. 1319 2004.08.19
●自然回帰:No. 1318 2004.08.18
●記録と感動:No. 1317 2004.08.17
●自然を愛する心:No. 1316 2004.08.16
●きれいな渓流:No. 1315 2004.08.15
●大人のための「数学・物理」再入門:No. 1314 2004.08.15
●情報発信:No. 1313 2004.08.14
●地球は火山がつくった:No. 1312 2004.08.14
●状況把握:No. 1311 2004.08.13
●学ぶべきこと:No. 1310 2004.08.12
●遅延:No. 1309 2004.08.11
●身近な自然:No. 1308 2004.08.10
●海遊び:No. 1307 2004.08.09
●大江戸リサイクル事情:No. 1306 2004.08.09
●暑さ:No. 1305 2004.08.07
●キャンプへ:No. 1304 2004.08.04
●蒸暑さ:No. 1303 2004.08.03


ナナカマドの実。江別市文京台

●災害対策と自然保護:No. 1330 2004.08.31

今朝は、歩いてきた。
台風の影響で風が強く、
雨はまだあまり降っていないが、
これからコースによっては
激しい風雨になるかもしれない。
今年はどうも、台風が多いようだ。
北海道は強い台風があまり来ないので、
たまに来ると大きな被害が起きる。
昨年8月の台風10号は未だに記憶に新しい。
特に西日本に大雨の被害が多い。
四国にあさってから出かけるが、
被害があまりないといいのだが。
以前も滞在中に土砂崩れがあったりしたので、
心配である。
台風、雷、大雪など自然の天候は防ぎようがない。
しかし対策を講じることによって、
被害は減らすことが可能である。
そのような対策を講じないで
被害を出すのは人災である。
しかし、災害対策と自然破壊、あるいは自然保護は
難しい問題である。
どこまでするのか。
どこでやめるのか。
そんような重要な判断には
経済的、政治的な理由だけは
持ちこなないで欲しいものだ。
目次へ


●リバーネーム:No. 1329 2004.08.31

岸由二著「リバーネーム」
(ISBN4-947648-10-4 C0036)
を読んだ。
あちこちに書かれた文章を集めたものだ。
新しいアイディアが含まれているが、
内容的には雑多で統一感がなく
読みごたえのない本であった。
新しいアイディアとは、
自分の所属する川を名前に入れて
つけるというものである。
これは素晴らしいアイディアであった。
しかし、彼の身近な川を守るために
という考えもいいのだが、
地球的、宇宙的発想を否定している。
私はそれも重要な視点だと思っている。
だから私はリバーネームのアンチテーゼとして、
アースネームを提唱した。
詳しくはここで。
目次へ



もみじ。江別市文京台

●夏の終わりに:No. 1328 2004.08.30

昨日は、朝、次男と森へ散歩に行った。
林でアカアシクワガタをみつけた。
私は、子供のころの記憶を蘇らせ、
大きさ、アゴのかたちから、
コクワガタでないかと思い、
次男にそう教え自宅に持って帰ってきた。
私がコクワガタでないかといったが、
長男が何度図鑑を調べても
アカアシクワガタだという。
私も図鑑と実物を比べてみるとたしかにそうだ。
コクワガタに似ているが、
アゴの形や脚が赤いところがちがっている。
子供の何の先入観も持たない目のほうが
正しかったようだ。
その後、隣町の泥んこ祭りに出かけた。
その祭りは自転車で
田んぼの中に引かれた細い板の上を走りきるものだ。
男子、女子、仮装部門があり、なかなか面白かった。
子供たちも、やはり仮装が一番面白かったようだ。
土曜、日曜日と2日続けてでかけると
やはり疲れが溜まる。
もう若くないということを思い知らされる。
しかし、そとで体を動かすことは楽しいものだ。
目次へ



すすき。江別市文京台

●自然への接触:No. 1327 2004.08.28

今朝は晴れ間は見えるが雲が多い朝である。
今日は、子供の小学校のPTAの行事で
「原始林ウェーク」がある。
子供だけでなく家族も参加していいというから、
家族で参加しようと思っている。
小学校の裏の森で、
北海道から小学校で使っていい
という許可をもらっているそうである。
愛林少年団という組織を小学校で作って、
総合的な学習で森にでかけている。
その森を今日見ることになる。
森に接せること、
木々に接すること、
植物や動物に接すること、
大地に直に接すること、
そんな自然への接触が多ければ多いほど
子供たちは経験という
自然について考える材料を
たくさん持つことになっていく。
そんな経験を小さいころからしていくことは
目には見えないが、大切なことであろう。
目次へ



ななかまど。江別市文京台

●忙しさをしのぐ:No. 1326 2004.08.27

今朝も快晴である。
すがすがしい天気である。
ななかまどの実が色づいてきた。
ススキの穂もでてきた。
夏も終わりの晩夏のころだろうか。
なんとなく落ち着かないような
でも肩の荷が抜けたような気もする。
9月になったらしばらく四国にでかける。
そのために、やっておかなければならないことが
いくつもあるので整理しておこう。
その準備もしなければならない。
なかなか大変であるが、
出かける前後はいつもそうなる。
長期であればるほどそうなる。
しかし出かけることは楽しい。
刺激も受けるし、
新しいことへのチャレンジもできる。
こんなことを考えながら
忙しさをしのいでいこう。
目次へ


●学者の値打ち:No. 1325 2004.08.27

鷲田小弥太著「学者の値打ち」
(ISBN4-480−06180−0 C0200)
を読んだ。
学者の質をどうのように評価するかを示した本である。
なかなか面白い。
大学の研究者の質が落ちているのではない。
以前からレベルの低い研究者はぞろぞろいたのである。
それが一時期、大学の粗製濫造によって
だれでも研究者になっただけで、
問題が表面化しただけである。
しかし、現在でも立派な研究者をり、
評価すべきである。
学者たるもの、自分の研究成果を誰もが読める状態で
公表すべきであるというという見解は同感である。
私も、しっかりとした成果を
公表すべきであると感じた。
目次へ


●座右のゲーテ:No. 1324 2004.08.27

斎藤孝著「座右のゲーテ」
(ISBN4-334-03250-8)
を読んだ。
斎藤氏は最近国語や教育で有名な人である。
彼の著書を読むのははじめてである。
しかし、少々失望してしまった。
多作のせいだろうか。
ゲーテの語録を利用して作ったが本だが、
内容が統一性がなく、 ばらばらである。
ゲーテ自身の本は何年間に渡る会話を
本にしたものだから、
統一が取れてなくてもいいかもしれない。
しかし、それをネタにして本を書くのなら、
もう少し内容に統一が欲しかった。
斎藤氏には少々失望した。
彼の代表作を読んで評価すべきなのだろうが、
あまり読む気がなくなった。
目次へ



朝日。江別市文京台

●すがすがしい朝:No. 1323 2004.08.26

今朝は快晴のすがすがしい天気である。
朝日が素晴らしかった。
また朝日に輝く露もよかった。
こんな一日の始まりは気持ちいい。
昨日はどうも疲れが溜まっていて
頭がすっきりしないので、
朝のうちだけ研究室で仕事をして、
休息をすることにした。
しかし、実際には用足しに出かけたり、
自宅でパノラマ撮影の実験をしたりで
休みにならなかった。
しかし、昨夜は比較的深く眠れたので
だいぶ疲れがぬけた。
今日は、天気もいいし、気分もいいから
溜まっている仕事をこなしていこう。
目次へ



草。江別市文京台

●秋に焦りは禁物:No. 1322 2004.08.25

北海道はすっかり涼しくなってきた。
あちこちに秋の気配が漂ってきている。
コスモスがいたるところで咲いている。
まあ、コスモスは夏の間中、咲いていたが。
でも、ススキの穂がではじめた。
ナナカマドの葉や実も色づきだした。
赤とんぼが里にも舞い始めた。
季節としてはいい時期なのだが、
私にとっては、外ですべき野外調査が
あまりはかどっていないので、少々焦り気味である。
でも、焦りは禁物だ。
一人でこつこつと進めていくことである。
あせらず、でも怠ることなく、
急がず、でも休まず、
あれもこれもではなく、やりたいことだけを、
計画も大切だが、修正も大切。
今と未来と、自分の体調、体力、能力などを考えながら
進んでいこう。
目次へ



もみじ。江別市文京台

●限られた時間:No. 1321 2004.08.24

今日は曇っている。
今にも降りだしそうな天気だ。
風が少しあったので、
上着を着ていてちょうどの気候だ。
昨日はサーバの設定にてこずった。
Linuxのサーバだ。
どう設定していいかよくわからない。
いろいろやってみるがうまくいかない。
以前はつながっていたインターネットへの接続も
うまくいかなくなってしまった。
難しい。
初めてのことはいつでも難しい。
できれば、わかる人に聞きたいのだが、
近くにいるかどうかわからない。
それに夏休みで人があまりつかまらない。
だから、とりあえず、自力でやるしかない。
でも、片手間になりそうである。
他に優先してやるべきことが控えている。
限られた時間をうまく使うことだ。
目次へ



木々。江別市森林公園

●ひとつずつ:No. 1320 2004.08.23

疲れていたので、休むつもりでいたが、
昨日、あまりにも天気がいいので、
午前中、家族で森林公園に出かけた。
長男が通っている小学校まで
約1時間かかって自転車で森の中を
走りぬけていった。
通り抜けた、キャンプ場は人でいっぱいだった。
やまり森や緑はいい。
暑いが、乾燥していて、すがすがしい天気だった。
暑い盛りは通り過ぎたようだ。
木曜日に夕張へ家族で川遊びに行き、
翌日から1泊2日で岡山の学会発表にいき、
帰ってすぐ森にサイクリングに出かけた。
そのため、精神的にはリフレッシュしたのだが、
肉体的になかなか疲れが抜けない。
お盆明けの仕事が押し寄せてきている。
研究室の窓はまだ、ビニールがかかったままだ。
環境や体調などいろいろ問題もある。
しかし、ひとつずつこなすしかない。
夏はじめに立てた計画は
ことごとく実行できなかった。
怠慢のせいもあるし、体調のせいもあるし、
状況のせいもある。
いずれにせよ、できなかったことがいろいろある。
しかし、思わぬ副産物もあった。
何か活動をしているということは、
何かを得られることもある。
もちろん失敗からも学ぶべきことがある。
それらすべての糧にしていくべきだ。
そして、大切にして守るべきものを
ひとつずつ進めていこう。
目次へ



コスモス。江別市文京台

●パノラマ:No. 1319 2004.08.19

昨日の午後、大学の建物の外装整備で、
窓ガラスにビニールが張られた。
昨日午後から、風が通らず暑かった。
今朝も、朝なのに、窓を開けられないと、
熱がこもっていて、さすがに暑い。
今日は研究室では仕事にならないと考えていたので、
山に出かけることにしている。
今日は台風の影響もなく、
天気がよさそうなので、
朝、一仕事をして、出かけることにする。
先日出かけた川周辺で、
いい河原がないか探してみようと思う。
なければ、先日と同じところにしよう。
先日行った河川流域で遊ぼう。
私は、パノラマ写真の撮影を再度してみる。
私の使っているソフトウエアでは、
CubicVRでは、一辺1024pixlまで加工できる。
概算すると、デジカメの画素数としては
500万画素以上の撮影をする必要がある。
確かに、現在の400万画素で最大の画像を作成すると、
拡大して画面をみると荒れて見える。
これは、コンピュータのディスプレイが
高精細になっているのと、
扱える画素数の限界のためであろう。
これ以上例えば、1000万画素では、
現状のデジタルカメラでは、
とてつもなく大規模なシステムとなる。
使用不可能だ。
でも、500万画素なら、現状のシステムで、
あと少しの追加で可能になる。
考えどころである。
今は、もう少しパノラマについて
勉強する必要がありそうだ。
子供たちは明日から学校が始まる。
夏休み最後の自然とのふれあいだ。
私は、明日、明後日は、岡山で学会に出かける。
明日は、台風の影響がなければいいのだが。
目次へ



コスモス。江別市文京台

●自然回帰:No. 1318 2004.08.18

昨日、非常勤をしている大学の追試が終わった。
今日からは、わが大学の追試である。
私は学会準備でばたばたしている。
気候がだいぶ涼しくなってきた。
朝は、上着がないと
もう冷たく感じるようになってきた。
これから落ち着いて仕事ができるようになるだろう。
自然とのかかわりについて考えている。
人間は自然をどこかで求めている。
都会の人工環境の中が好きな人もいるだろう。
しかし、そんな人もいい自然にであったら、
無条件に快感を覚えるだろう。
自然には人を和ますなにかがある。
そんな自然を身近に感じ、暮らしたいと思って、
今の場所で職を得た。
私は森や川の自然が一番好きだとわかった。
森の環境は手に入れたが、
川の環境が手に入れられない。
しかし、すべての自然を手に入れるのは
今や贅沢なことなのかもしれない。
だから、望むものは遠くだけれど、
がんばれば行けるようなところにあり、
時々、触れに行くのがいいのかもしれない。
月に一度は訪れたい。
そして近くに泊まれる定宿のいいところも
見つけておきたい。
そして子供が大きくなったら、
沢登りや、山登りを一緒にしていきたい。
まあ、親ばかな希望かもしれない。
しかし、子供にいくら自然を与えても、
与えすぎということはないだろう。
だからこれからも、可能な限り
私の自然回帰に、家族も付き合ってもらおう。
目次へ



ナナカマドの実。江別市文京台

●記録と感動:No. 1317 2004.08.17

今朝は涼しかった。
そろそろ夏の暑い時期も終わりのようだ。
大学も今日から通常通りに動き出す。
ここ数日、パノラマ写真の原理を学んでいる。
なかなか難しいものである。
私のいうパノラマ写真とは、
魚眼レンズで前後2枚を撮った写真を、
ソフトウエアで張り合わせて、
連続した画像にするものである。
その結果、360度どの方向も
自由に回転拡大して見ることができるものとなる。
しかし、撮影にも、いくつかの専用装置が必要で、
撮影するためのテクニックも必要となる。
また、画像を合成するソフトもいくつかあり、
有料ソフト2つ購入し、
無料ソフトをひとつを試した結果、
ある有料ソフトのひとつを利用している。
また、インターネット上でみせる画像形式も
いくつかあってそのうち4種類試して
QTVR(QuickTime Virtual Reality)形式ものを
採用して利用している。
しかし、昨日フル画面でパノラマを表示する
サイトをみつけ、
そのコンテンツの量とクオリティに圧倒された。
上には上があるものだ。
そのようなものを作るには、
500万画素以上の高解像のデジタルカメラが必要だ。
これからどのような解像度が必要か
計算していこうと考えている。
情報を記録するだけなのか。
その情報から感動を与えたいのか。
まず、記録なら、情報の量も最低限でいいだろう。
しかし、もし、感動を与えたいなら、
情報の質もある一定以上のものが
必要なのかもしれない。
そのためには、記録する対象と記録メディアの質を
上げなければならない。
メディアに携わる人には
当たり前のことかもしれないが、
自分が作ったものと同じ手段で、
感動的なものを作っているものを知り、
それと比べることによって
自分のものが記録に過ぎない
と思えるようになった。
でも、同じ記録でも、あと少しの努力で
感動を与えうる質を作り出せるのである。
それに気づかされ、現状のシステムの再考を始めた。
目次へ



川遊び。夕張市

●自然を愛する心:No. 1316 2004.08.16

今朝は雨である。
2日前に出かけて見つけた
きれいな川の余韻が残っている。
私が、いかにこのような川を
渇望していたかを思い知らされる。
都市の近くに、このような清流がなくなったのは
悲しむべきことである。
また、あったとしても荒らす人が
後を絶たないのは、心が荒れている証である。
多分そんな人たちは、
金と時間の余裕ができ、
金さえかければいい、
あるいは遊びスタイルとして
見かけだけをまねれば、
雑誌やテレビで見たアウトドアとういものを
できればいいという
浅はかな考えの人が多いのではないだろうか。
この背景には金に換えられないものは、
価値のないかのごとく考えしまう
金至上主義、拝金主義が
あるのではないだろうか。
悲しむべきことであろう。
豊かな自然は残しておいて欲しいものだ。
壊れた自然には蘇らないものもある。
そんな自然は後で嘆いても戻ってこない。
何よりもまず、自然を愛する心を
取り戻さなければならないのだろう。
目次へ




夕張川(パノラマ)。夕張市

●きれいな渓流:No. 1315 2004.08.15

昨日天気が良かったので、
山の渓流を求めて夕張に行った。
お盆の土曜日なので込んでいるかどうか心配であったが、
予想通り結構交通量は多かった。
しかし、本州からすると混んでいるとはいわないだろうが、
私には、前後の車が数台以上連なると
混んでいると思ってしまう。
幹線道路ではこんなことになるのはしょうがないが、
私は、こんな状態が嫌なので、
わき道を走っているのに、
これではたまったものではない。
まあ、きれいな渓流を見つけたので
すべては水に流そう。
昨日まで雨が降っていたので、
下流のダムの前後の川は水がにごっていたが、
上流の渓流では水が澄んでいた。
これより上流には人家や田畑はない。
川底の石ころがきれいに見える。
子供たちは、全身ずぶぬれで川遊びをした。
長男が泳ごうとしていたが、
冷たすぎてだめだった。
久しぶりにきれいな渓流で心も洗われた。
自宅から80km。
1時間半ほど走らないとこんなところへこれない。
やはり私が住んでいるのところは、都会だ。
身近にこんな自然があるところに住みたい。
贅沢な話かもしれないが、
でも、そんな自然がある生活が、
自然な生き方ではないだろうか。
目次へ


●大人のための「数学・物理」再入門:No. 1314 2004.08.15

吉田武著「大人のための「数学・物理」再入門」
(ISBN4-344-90052-9 C2041)
を読んだ。
気軽に読めるものだ。
重複したテーマが入っている。
やはりたくさん書くとこのようなことになってくるのか。
仕方がないこととはいえ、
その著者の本を読んでいるものにとって、
これは、つまらなく感じるものだ。
吉田氏には本格的なものを望みたいものだ。
目次へ



せたかあわだちそう。江別市文京台

●情報発信:No. 1313 2004.08.14

今朝は4時に目が覚めた。
仕方なく自宅で仕事を始めた。
本の感想を書いていて、ふと思った。
どんな情報発信でも、
何か優れたもの、何か伝えたいものがないと、
その情報は人の興味を引かないということだ。
日々伝えたいものを生み、
それを発信するというのは大変なことである。
他人の日記では、読む気が起きない。
やはり何か新しいこと、感動したこと、心に響く事件など
人に伝えたいものを
人に読んでもらえるように発信すべきだ。
たとえそれが子供向けのものであっても
その姿勢は同じはずである。
ある一部の研究者は知っていることを
知っているとおりに伝えたのでだめだ。
やはり自分しか生み出せない内容を、
自分しか伝えられない方法で、
情報発信すべきではないだろうか。
それこそが情報の質の
優劣を決めるのではないだろうか。
どうでもいいような情報発信は、気をつけよう。
伝えたいものを、必要なだけ発信することにしよう。
目次へ


●地球は火山がつくった:No. 1312 2004.08.14

鎌田浩毅著「地球は火山がつくった」
(ISBN4-00-500467-9 C0244)
を読んだ。
火山学者が書いた子供向けの普及書であった。
新しい情報は入っているが、
知っていることばかりで、
ほとんど刺激がなかった。
取り立てて感想はない。
目次へ



あざみ。江別市文京台

●状況把握:No. 1311 2004.08.13

今朝は、小雨であった。
出てくるとき肌寒かったので、
上着を着てきたら、汗をいっぱいかいてしまった。
朝夕はだいぶ涼しいが、まだ、夏である。
今朝は雨だったので、久しぶりに歩いてきた。
いつも自転車で見ている路傍の自然が、
歩くスピードで見ると変わって見える。
これは、重要な示唆である。
人はものを見るとき
自分のおかれている状況からどうしてもみてしまう。
どんなに客観的に見ようとしても、
なかなか客観的に見ることできない。
できるとすると、おかれる状況が変化し、
今までの状況と新しい状況を
対比することによってはじめてできる。
こんな視点の変化を
心がける必要があるのかもしれない。
同じ視点からのマンネリ化を避けるためにも、
あるいは状況という落とし穴にはまらないためにも
視点の意図的変化を目指すべきだろう。
できれば日々新しい状況を
考えられることがいいのだが、
それはそれは住みづらいのかもしれない。
まあ、ほどほどがいいのだろう。
目次へ



へちまの花。江別市文京台

●学ぶべきこと:No. 1310 2004.08.12

今朝は、曇りで涼しかった。
研究室の棟が外装整備のため、
足場が組まれ、その外にはネットがかかっている。
私の研究室は5階建ての棟の5階にある。
しかし、工事のために、
風の通りや景色が悪くなった。
騒音や匂いもする。
しかし、悪いことばかりではない。
利点もある。
西日が直接当らなくなったことだ。
これは一例である。
何事も考えようである。
悪い点ばかりを見ていては、
気分がめいるだけである。
最悪の事態に陥っても、
そこから学ぶべきこと、
教訓、励みにすべきことがあるはず。
そんな見方をすべきだろう。
また、他人と比べて
自分が勝っているか劣っているかを比べても
詮無きことである。
どんな絶好調、有頂天になっているいるときでも、
自分より優れている人、上を目指している人はいる。
どんなに落ち込んで、最悪だと思っているときでも、
自分より悪い条件の人、
自分より深く悩んでいる人はいる。
他人と比べくることはやめるべきだ。
他人から学ぶべきだ。
最悪と思える事態でも、めげずに努力している人。
頂点を極めているように見えるのに、
まだ上を目指している人。
そんな人の心を、学ぶべきだ。
目次へ



とうもろこし。江別市文京台

●遅延:No. 1309 2004.08.11

昨日はまるで秋のような澄んだ空だった。
抜けるような青空であった。
湿度も低く、風があり、快適な日であった。
これで北海道も涼しくなるのだろうか。
でも、今朝は曇りで、やや肌寒いくらいであった。
小雨が降っていた。
しかし、今はいつものように
湿度の高い、熱い気温になってきそうである。
昨日は非常勤をしている大学の試験があった。
17日には追試験がある。
その採点をこれからしなければならない。
採点とその入力がまだまだ続く。
暑さのために効率が悪かったが、
涼しくなれば、少しは効率は上がるだろうか。
やるべきことがことごとく遅れている。
暑さのせいだろうか。
それとも気力が萎えているせいだろうか。
大学の整備、ネットワークの整備。
電気、水道の整備、室内清掃などがあり、
研究室に入れないことも多い。
色々の状況が重なって、
効率が下がっているのだろうが
何とかしなければならない。
ただ、がんばるしかないのだろうな。
目次へ



とうもろこし。江別市文京台

●身近な自然:No. 1308 2004.08.10

昨日は海に出かけた。
天気はよかったのだが、
風が強く波も高かった。
しかし、子供が浜辺で遊ぶには充分であった。
人が来ないところを探していたが、
なかなか見つからない。
以前からも地元の北海道で
野生の自然を探しているのだが、
多くのところが管理されている。
つまり危ないところ、
人の手の入っていない自然なるところは
管理できない、責任が取れないので
立ち入り禁止になっている。
寂しいことである。
確かに見ているとマナーの悪い人が多すぎる。
自然あるところに入って、汚したり、
いためたりしている。
私は地元で自然を探しているのだが、
なかなか見つからないのは
そんな繰り返しのため、仕方ないことだろう。
しかし、つまらない。
管理された海水浴場。
整備されたキャンプ場。
護岸された川岸。
防波堤の内側の砂浜。
そこに自然があるのだろう。
北海道には本当に自然があるのだろうか。
柵の外側だけにしか
自然がないのではないだろうか。
管理されてない自然は
人間が近づけないところだけに
なったのだろうか。
つまらない。
私が学生時代を過ごしたときは、
もっと当たり前に野生の自然が身近にあった。
この20、30年に一気に
周辺から自然が亡くなっていった。
寂しい限りだ。
子供たちは本当の自然を知らずに
過ごすことになるのだろうか。
それこそ問題だ。
なんとか自然に触れ合えるところを探しに行こう。
目次へ


●海遊び:No. 1307 2004.08.09

今日は雨が降らなければ海に行くつもりである。
しかし、天気予報は曇りのち雨であった。
現在、風も強い。
こんな天気でいけるのだろうか。
雨さえ降らなければ出かけるつもりだが、
どうもそれも怪しい。
こればかりは、天気しだいなので、
どうしようもない。
長男の夏休みの希望は、
「海で遊ぶこと」である。
かなえてやりたいのだが、チャンスがない。
できれば、人のあまりいないときに
ゆっくりと海で遊ばせてやりたい。
でも、こんな天気ではどうなることやら。
目次へ


●大江戸リサイクル事情:No. 1306 2004.08.09

石川英輔著「大江戸リサイクル事情」
(ISBN4006-263612-3 C0195)
を読んだ。
持ち歩いているカバンに入れていた本なので、
読み終わるのにだいぶかかった。
この本は江戸時代の生活が、
太陽エネルギーを利用して成り立っていたことを
説明したものである。
なかなか面白い本である。
しかし、この知恵を現在社会でどう利用するか
それを考えなければならない。
しかし、現在の社会は発展することが一番の目標で、
経済発展なくして社会が成り立たないという
とんでもない道を進みつつある。
この発想を変えない限り、
石川氏の本を読む限り、
未来は暗いのではないだろうか。
そんなことを考えさせられる。
目次へ


●暑さ:No. 1305 2004.08.07

4日に、近所の森にキャンプに出かけた。
暑かったが、朝夕が涼しいので救われる。
6日は人間ドックであった。
そして、今日久しぶりに研究室に出てきた。
連日暑くて耐えられない。
いつになったら涼しくなるのだろうか。
それだけが気にかかる。
こんなに暑さに弱くなっているのに
自分自身に驚く。
家内は連日、長男と一緒に
近くの小学校のプール開放へ出かけている。
子供と一緒にプールにでも行こうか。
なんとかこの暑さに耐える方法を
考えなければならない。
そうこうしているうちに、
涼しくなるのがいいのだが。
目次へ



花。江別市文京台

●キャンプへ:No. 1304 2004.08.04

今朝は来るときは曇っていたが、
大学に着いたら晴れてきた。
久しぶりの晴れだ。
今日、天気がこのままよければ、
夕方、近くの森のキャンプ場へ行く予定だ。
平日でないとだめだ。
人が多いとせっかくの野外での体験が
台無しになる。
静かな自然の中で、
水遊びができる川があるところで、
私たちだけでキャンプするのが理想だが、
そのようなところはなかなか見つからない。
贅沢をいってもはじまらない。
マメにでかけていこう。
夏を過ぎると、子供がいると
キャンプも大変になってくるが、
できれば秋もキャンプをしてみたい。
でも、季節のいい今のうちに
できるだけキャンプを体験しておこう。
目次へ



キャンプ。南幌町

●蒸暑さ:No. 1303 2004.08.03

蒸暑さに参っている。
朝夕は涼しいく、ここ数日夜は何とか寝れる。
しかし、湿度が高い。
本州の梅雨のような天気だ。
ゆっくりとした台風のせいだろうか、
なかなか天気が変わらず、
湿っぽい曇天が続いている。
昨日も朝、起きられず、
寝過ごしたので、自宅にいた。
今、研究室も6時半だというのに
蒸暑く、風がないと耐えれないような湿度である。
そのため、どうも集中できない。
なかなか仕事がはかどらない。
採点もなかなか進まない。
まだ、半分しか見れてない。
採点結果の入力もまだ入力していない。
まあぐちをいってもしょうがない。
どんなに能率が悪くても、
少しずつやるしかない。
目次へ


表紙へ 目次へ