思いつくまま

2003年08月
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目次 
●新しい工夫:No. 961 2003.08.31
●アリになったカメラマン:No. 960 2003.08.31
●ユニバーサル・デザイン:No. 959 2003.08.30
●火山とクレーターを旅する:No. 958 2003.08.30
●折り紙飛行機進化論:No. 957 2003.08.30
●いざ、イギリスへ:No. 956 2003.08.30
●消費欲抑制:No. 955 2003.08.29
●調査の秘訣:No. 954 2003.08.27
●自然からの乖離:No. 953 2003.08.26
●家族の絆:No. 5(952) 2003.08.25
●きれいな河原探し:No. 4(951) 2003.08.24
●たった一つのミスが:No. 3(950) 2003.08.24
●ひまわり:No. 2(949) 2003.08.24
●スピード違反:No. 1(948) 2003.08.24
●若者たち:No. 947 2003.08.24
●GPS:No. 946 2003.08.21
●若さのパワー:No. 945 2003.08.20
●こなすべきこと:No. 944 2003.08.19
●子供の夏休み:No. 943 2003.08.18
●祭り:No. 942 2003.08.17
●やりたいこととできること:No. 941 2003.08.15
●診断の客観性:No. 940 2003.08.13
●大江戸生活事情:No. 939 2003.08.13
●文学部唯野教授:No. 938 2003.08.13
●図学雑学 複雑系:No. 937 2003.08.13
●仮説実験授業のABC:No. 936 2003.08.11
●内界だけで:No. 935 2003.08.11
●台風の別の心配:No. 934 2003.08.09
●チェックイン:No. 15(933) 2003.08.08
●欠航:No. 14(932) 2003.08.08
●台風接近:No. 13(931) 2003.08.08
●台風が近づく:No. 12(930) 2003.08.07
●熟睡:No. 11(929) 2003.08.07
●標本採取:No. 10(928) 2003.08.07
●田舎の職場:No. 9(927) 2003.08.06
●好きなところ:No. 8(926) 2003.08.05
●興味の持続:No. 7(925) 2003.08.05
●城川にて:No. 6(924) 2003.08.05
●議論したい人:No. 5(923) 2003.08.02
●志の相違:No. 4(922) 2003.08.02
●時間距離:No. 3(921) 2003.08.01
●旅はわくわくする:No. 2(920) 2003.08.01
●やってみること:No. 1(919) 2003.08.01
●ペースアップ:No. 918 2003.08.01

●新しい工夫:No. 961 2003.08.31

今日は自宅にいることにした。
少し疲れているようだ。
調査には毎回少しずつ、新しい考えを導入している。
GPSもそうだ。
日本では、すでに試しているが、
デジタル地図のない外国で
どの程度利用できるかわからない。
でも、うまくいけば、
GPSは、すばらしい道具になるであろう。
さらに、今回の調査では、砂の採集のために、
スライドグラスを持参することにした。
生物学用の長いスライドガラスに、
両面テープをはったものである。
テープに砂をつけて持ち帰ろうという考えである。
それがそのまま観察用の標本となるものだ。
もちろん代表的なところの砂は持って帰るつもりだが、
多くなると重くなる。
だからついついもって帰るのがおっくうになる。
スライドガラスなら、いくらとっても
重さは、砂袋一個より軽く、
変わらないも同然だ。
こんなことを考えていくと、
調査地で、多くのことをこなさなければならなくなる。
これは、なかなか大変だ。
でも、帰ってから楽になるのだ。
私は、このような工夫を続けているような気がする。
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●アリになったカメラマン:No. 960 2003.08.31

栗林慧著「アリになったカメラマン」
(ISBN4-06-210944-1 C0072)
を読んだ。
栗林氏は昆虫写真家である。
アリの世界を取りたいために、
特殊なカメラを自分で開発してしまった人である。
以前テレビで、栗林氏の世界を紹介していたのを見た。
また、その作品も見ていた。
その人が子供向けに本を書いたのである。
知りたいこと、見たいことがある。
でもそれを実現できる道具がない。
ないものは自分でつくる。
単純な発想だが、なかなかできないことである。
私は、そんなやり方に共感を覚える。
私もそんな世界を築きたいと思っている。
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●ユニバーサル・デザイン:No. 959 2003.08.30

川内美彦著「ユニバーサル・デザイン」
(ISBN4-7615-2258-5 C0052)
を走り読みした。
有名なロン・メイスと親しくていたようだ。
アメリカの多くの障害者にかかわる人の取材をしている。
しかし、アメリカは障害に関する先進国かもしれないが、
日本には日本のやり方があるのではないかという気がした。
そんなオリジナリティを感じず、
途中でやめてしまった。
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●火山とクレーターを旅する:No. 958 2003.08.30

白尾元理著「火山とクレーターを旅する」
(ISBN4-8052-0705-1 C3044)
を読んだ。
白尾氏とは面識があるのだが、
彼がこれほど撮影に努力しているをみて、
私も、今自分がやっていること、
しつこくやり続けていれば、
それになりせいから上がられるのではないかと感じた。
そして、それはあるときは人を感動させることにもなると思った。
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●折り紙飛行機進化論:No. 957 2003.08.30

戸田拓夫著「折り紙飛行機進化論」
(ISBN4-14-088076-7 C0276)
を読んだ。
これは、子供が紙飛行機を飛ばしたがっていたので、
違った種類の飛行機を作ってあげるために読んだ。
いろいろなものが出ていたが、
いくつか折ったやはりすぐ飽きてしまった。
こんなものかもしれない。
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●いざ、イギリスへ:No. 956 2003.08.30

8月31日から9月13日まで、
イギリスに調査に出かける。
北アイルランドとウェールズでの地質調査である。
カンブリア紀−古生代の地層境界は、
私がいちばん興味を持っているところである。
中国、カナダで整合となっている境界を見た。
イギリスにその境界があるわけではない。
しかし比較研究のために、
古生代の典型的地層境界を見るために、
イギリスを選んだ。
昨年は、スコットランドに出かけたのだが、
なんといってもイギリスは地質学発祥の地だ。
地質学の重要な地層の標準地がたくさんある。
さて、どんな境界が見るだろうか。
楽しみである。
そして、ロンドンでは古い知の殿堂ともいうべき、
施設がいくつもある。
そんな大学、研究所、博物館などを見て回りたい。
昨年は大英博物館のみを2日間みた。
その知の集積、時間の集積、
かつて存在した知の巨人の面影、
人類の偉業などに圧倒された。
明日は時間があれば、
書きたいがどうなるかわからない。
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ツリフネソウ。江別市文京台

●消費欲抑制:No. 955 2003.08.29

昨日は札幌に買い物に出かけた。
家内は久しぶり札幌に出たことになる。
私は、非常勤で出かけていたので、
毎週札幌にでていた。
ふと思った。
都会は、魅力的だ。
欲しいものがたくさあり、
種類も豊富で選ぶこと、選り好みをすることもできる。
なんといっても眺め、手にとって見ることができる。
でも、これが日々の生活の中に組み込まれていくと、
つねに購入意欲を刺激された状態におかれる。
買うことで欲求を見たし、
買ってしまえば、そのものに対する執着は消え、
次なる購入意欲をそそるものへと目標がうつる。
なにか間違っていないだろうか。
どこか毒されてないだろうか。
悪循環へと入り込んでいないだろうか。
人間は食物連鎖の上に位置しているから、
どうしても消費する側にいる。
しかし、不必要な消費をしていないだろうか。
消費が生きていくためより何倍も多くはないだろうか。
これでは、他の生物や地球への負担をかけるはずである。
消費欲を抑えるには、とりあえずは、
消費欲をおこさせないところに避難するしかない。
非常に消極的解決策であるが、しょうがない。
人は田舎に住んだほうがいいのではないだろうか。
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ナナカマド。江別市文京台

●調査の秘訣:No. 954 2003.08.27

今朝は早朝が霧であった。
7時にはもう霧が晴れ、青空が広がっていた。
昨日の午後から今日にかけて、
いい天気が続いている。
さて、夏の調査も残すところイギリスだけだ。
これも、長期なので、出かけるまでと、
出かけてからが大変だが。
今年の夏から、GPSを使い始めた。
これは、便利である。
しかし、このような便利な道具を使い始めると、
出かけている最中に、
いろいろしておくべきことが多くなる。
本当は、それがいちばんいいのだ。
帰ってからしようと思うとなかなかはかどらないし、
時間がたてば忘れてしまうこともある。
その日のことはその日のうちに
記録に残すことが大切であろう。
調査したことは可能な限り記録すること。
その日のうちに記録を整理すること。
これは、多くの先人たちが行なってきたことで、
野外調査の基本でもある。
ただ自分もそれをすればいいだけなのだ。
夜のお酒はほどほどに、
健康に気をつけること、
それが長期にわたる調査の秘訣だ。
大切な時間を二日酔いや疲労で
つぶすことはもったいない。
できるだけ、貪欲に、たくさんのものを、
ゆったりとした気持ちで見聞しよう。
これが野外調査の秘訣だ。
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●自然からの乖離:No. 953 2003.08.26

昨夕、大雨の中を留萌から帰ってきた。
留萌川は、まったく人工的な川で、
面白みのない川だった。
まだ、小さな暑寒別川などのほうがきれいだった。
大雨の影響で流木がたくさんあったけれど、
それも自然の営みであった。
汚いという気がしなかった。
自然物なら汚さを感じず、
人工的な廃棄物は汚いと感じるのは、不思議だ。
人間は自然物から乖離してしまったのだろうか。
もはや自然物の一部ではないのだろうか。
不思議な気がする。
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●家族の絆:No. 5(952) 2003.08.25

昨日スピード違反で警察に捕まっていたとき、
次男が一人で車から降りてきた、
家内もついてこない。
パトカーの外で何か言っている。
私が警察につかまり、パトカーに連れて行かれたとき、
かなり二人の子供はショックを受けたようだ。
次男は、そのうち怒り出して
「おまわりさんは、何でお父さんを捕まえるんだ」と
抗議に出てきたそうである。
まだ何もわからない3歳の子供が、
家族を守るために、おまわりさんという怖い存在に対しても
憤りをもって、抵抗する、これはありがたい気持ちである。
いつもしかってばかりいるような親子関係にみえても、
そこには家族という絆が存在していることが確認できた。
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●きれいな河原探し:No. 4(951) 2003.08.24

最近、台風や大雨で川が増水した。
そのせいで、石ころだらけのきれいな河原も、
泥だらけになっている。
汚い気するが、これも川の自然な営みだろう。
でも、最近は洪水が少ないので、
川岸もそれほど様変わりはしないようだ。
きれいな河原を探すのは大変だが、
見つけると大変得したような気がする。
地図にも出ていない小さいな道を進む。
多くは行き止まりだが、
時には、きれいな石ころの河原がある。
まるで秘密の花園を見つけたような喜びがある。
きれいな石の砂浜もすごくいい。
きれいな河原や石浜を探す楽しみができた。
そんなところは、秘密にしておきたい場所でもある。
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●たった一つのミスが:No. 3(950) 2003.08.24

犬を連れている人がいたが、
犬のマナーも買主のマナーも悪く、
周りが不快な思いをする。
彼らの存在が、犬を飼っていない人の
「だから犬を飼っている人は・・・・」
という印象を与える。
このマイナスは、なかなか挽回できないであろう。
たった一例のために、こんなことがおこる。
だから、ひとつひとつが大切である。
一つでも気を許すと、今までの全てが無駄になる。
これは、気をつけるだけでなく、
多くの幸運も必要なのかもしれない。
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●ひまわり:No. 2(949) 2003.08.24

北竜町はひまわり日本一だそうだ。
いまだにひまわりの里の畑はあった。
しかし、ほとんどのひまわりは、枯れかけていた。
でも、日曜日なので、多くの人が訪れていた。
がんばって村おこしをした結果、
日本の多くの人が知るところの名所となるということは、
素晴しいことである。
これが成功した市町村が北海道には、結構ある。
成功すると、この町を訪れた人は、
うまく宣伝さえすれば、この町の物産が売れたり、
他の情報を伝えることができる。
これが非常に有効である。
近隣の市町村もこの効果を利用することができる。
あるいは近隣にそのような村おこしができていれば、
両者が相乗効果をもたらすことができる。
これをうまく利用すべきだ。
そのために、くどいほどのしつこさが必要かもしれません。
あるいは、素晴しいアイデアが必要かもしれない。
たゆまない努力が必要かもしれない。
でも、やはり予想のつかない幸運さも必要なのだろう。
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●スピード違反:No. 1(948) 2003.08.24

安全運転であったのに、
50km/hのところを、70km/hの20km/hオーバーのスピード違反で捕まった。
違反しているのに、なぜ悔しいのだろうか。
もっと悪質な運転をするのがいっぱいいるのに、
なぜ、私がという気がする。
これで、優良ドライバーの勲章も終わりである。
安全運転でいたのに、ほんのちょっとした気の緩みでつかまった。
それが癪に障る。
これを戒めとして、さらなる安全運転をするしかないだろう。
でも、安全運転をすると交通渋滞を引き起こすのを
警察は理解しているのだろうか。
また、何を言っても愚痴になるだけである。
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●若者たち:No. 947 2003.08.24

ゼミ旅行から帰ってきた。
若者たちの振る舞いには、やはり若者流がある。
私のように長く社会人として生活してくると、
社会常識と反したところが目に付き、
正したいところもでてくる。
でもできる限りそれには目をつぶり、
最低限のことしか口を出さなかった。
彼らの若さゆえの素直さ、
健全さ、エネルギー、行動力など
落ち着いて眺めれば、いろいろと長所も見える。
一個の人間として付き合えばいいのである。
そして、可能な限り自由にさせてあげればいいのだ。
こんなことは社会に出るともはやできなくなるのだから。
そして大学生活が楽しかった
といえるようになればいいのだ。
私が彼らの人生に影響を与えることなど
それほどないであろう。
でも、少しでも彼らに私の考えていることが
伝わればと思う。
多くは望むまい。
自分の若い頃を思いうかべればいいのだ。
他人から影響を受けたことは、
他人が意識していることより、
無意識に行なっていることからの方が
多くのことを学んでいるのではないか。
そのためには、多くの時間を割いて
彼らと接していくべきであろう。
もしかするとそれがいちばん大切なことかもしれない。
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●GPS:No. 946 2003.08.21

今日はいい天気である。
石の整理が大部終わった。
メールマガジンも予定の半分ほど書いた。
まだ、少し書かなければならないが、
だいぶはかどってきた。
しかし、肝心の論文やホームページがなかなか進まない。
さて、昨日帰宅したら、GPSが届いていた。
先日、四国に出かけた時、
博物館の学芸員がGPSを使い、
それをパソコンの地図に映し出していたのが、
印象的でこれは利用できると思った。
ただし、精度のいい地図がある地域だと
素晴らしい効果を発揮する。
日本とアメリカ合衆国である。
でも、GPSから得られたデータは、
充分に利用価値があるものである。
とくに試料を採集した時、その位置がデジタルとして
正確に記録できるのである。
これがうまく使えたら非常に便利である。
今日から出かける洞爺湖のゼミ合宿で試してみよう。
そして、次に出かける留萌川の調査で使い、
うまくいけば、イギリスの調査でも使ってみよう。
新しいものは次々と出てくる。
その有効性を検証をすることは大切だ。
そして自分に有効な使い方ができれば、
よりよい発想ができるであろう。
それがいちばん肝心なのだが、
それを目指してがんばるしかない。
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花。江別市文京台

●若さのパワー:No. 945 2003.08.20

出てくる時は曇っていたが、朝には晴れてきた。
風があり、すがすがしい天気だ。
明日から1泊2日でゼミの合宿に出かける。
洞爺湖のバンガローに私も含めて9名が泊まる。
洞爺湖で、自然に触れること、バーベキューもある。
一日目は、中島に渡る予定である。
2日は、洞爺湖一周をしてもいい、
有珠山に登ってもいいかもしれない。
まあ、学生たちが決めることだ。
若い連中と一緒のときは、いろいろ面倒もあるが、
やはり楽しい。
彼らには、言葉では表せない、何かが満ち溢れている。
将来の夢、強い願望、野望、
何かやりたくってうずうずしているようなパワー。
一方、現実の重さ、思い込み、不安などの
落ちかない気持ち。
そんなもろもろが割り切れないで、心にたまっている。
でも、彼らは、目先の楽しみを精一杯楽しめる。
そんな世代である。
これを「若さ」と称するのだろうが、
歳を取るとともに、このパワーが縮小していく。
私は、失いかけたパワーを彼らから
もらうことができるだろうか。
それとも疲れ果ててしまうだろうか。
まあ、楽しく過ごしたいものだ。
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きのこ。江別市文京台

●こなすべきこと:No. 944 2003.08.19

最近、緑の中にいくと、きのこが目に付く。
まだ少々早い気がするが、例年こんなものだろうか。
それとも、冷夏と関係があるのだろうか。
それにして、毎日がせわしなく過ぎていく。
昨日も、あれこれこなしながら、ばたばたを過ぎた。
肝心のことがなかなかこなせない。
でも、やっていることはやっているのだ。
やることが多すぎるだけである。
昨日から今日にかけては、資料整理をやっている。
やっと四国の資料が整理できた。
現在は、道南の資料整理である。
これはしばらく終わりそうにない。
でも、忘れてしまいそうなデータだけは入力した。
あとは、こつこつとやるしかない。
あと10日ほどでこなすべきことが多々ある。
順番に落ち着いてやるしない。
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きのこ。江別市野幌

●子供の夏休み:No. 943 2003.08.18

昨日も、一日家族サービスだった。
子供をつれて、午前中は、森林公園へ。
昼食を久しぶりに、外食をした。
午後は、地区のお祭りにでかけた。
さらに夕食後は、家内が盆踊りを見に連れて行った。
私としては、これもうちの夏休みのつもりだった。
でも、子供は、うちの夏休みどこに行くの聞く。
すでに、7月に家族旅行をしている。
もちろん調査を兼ねてだが、
出かけるのなら、すいているときがいちばんなので、
いつもそのようにして、時季をはずして出かけている。
それを子供には伝えているつもになのに、
理解できないようだ。
学校がはじまってから、1泊2日で、留萌の調査にでかける。
そのとき、天気さえよければ、海辺で遊べるだろう。
泳げはしないだろうが、それで充分でないだろうか。
北海道のこんな自然を満喫しない手はないだろう。
はやくキャンプに出かけられればいいのだが。
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きのこ。江別市野幌

●祭り:No. 942 2003.08.17

昨日は、子供をつれて以前いっていた
大きな公園に出かけた。
午後も近所の公園に自転車の練習にいった。
家族ずれがたくさん来ていた。
たくさんといっても、数組である。
でも、広いからそれほど気にならなかった。
都会ではないので、
それほど子供で一杯ということはない。
さびしくない程度に子供たちがいた。
日差しは熱かったが、
日陰は涼しかった。
今日は、地区の祭りである。
盆踊りもあるらしい。
台風の雨で順延されたものだ。
都会の祭りではないので、
静かに、でもにぎやかに行なわれることだろう。
さて、天気はどうだろう。
今は、風があり、 曇っている。
少々肌寒いくらいだ。
天気がよければ、子供をつれて出かけよう。
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雑草。江別市文京台

●やりたいこととできること:No. 941 2003.08.15

早朝は曇っていたが、8時頃には晴れてきた。
夏とは思えないほど、さわやかな天気だ。
自転車に乗る時は、ウインドブレーカーを着ていたが、
暑いくらいであった。
夏である。
しかし、すがすがしい気持ちのいい天気である。
北海道の夏は短く、私の夏も短い。
どうしても出かけていることが多いからだ。
でも、北海道は夏の間にすべきことがたくさんある。
冬にはできないことがあるからだ。
それに、あれもこれも、できないことまで、
背負い込んでいる気がする。
これでは、自滅しまう。
時間をもっとうまくコントロールすしなければならない。
もう少し、整理して、仕事をしよう。
やりたいことが優先である。
やりたいことでも、
やらなければならないことを最優先。
つぎが、やりたいことで、やれればいいこと。
最後に、やりたくないけど、やらなければならないこと。
これは、いちばん後回しになるであろう。
当たり前のことだが、
最後の項は、公務が入ってくる。
だから、これは、自分の立場と、感情と、
周りの状況の判断をしなければならない。
この兼ね合いがなかなかむつかしいのである。
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●診断の客観性:No. 940 2003.08.13

今日は人間ドックに行ってきた。
医師の問診を受けた。
同じところで1年前にもおこなった。
今回は違う医師の診断であった。
医師によって、診断結果が大幅に違う。
これは、問題ではないか。
あまり患者に心配をさせるもの問題だが、
前回は、患者の健康を気遣って、
治療や生活改善を迫る医師であった。
今回は、問題ないという判断であった。
これではあまりに診断に厳密さを欠くのではないか。
やはり客観性を必要とするのではないか。
そのために、検査をいろいろしているのではない。
似たような結果を見ているのに、
もう少し客観性を示してほしいものである。
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●大江戸生活事情:No. 939 2003.08.13

石川英輔著「大江戸生活事情」
(ISBN4-04-263431-7 C0195)
を読んだ。

カバンに入れていて、出かけて時間があるとき読んでいた本だ。
江戸時代に合理精神が理解できる本である。
ネタは、以前のシリーズとほとんど同じである。
でも面白かった。
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●文学部唯野教授:No. 938 2003.08.13

筒井康隆著「文学部唯野教授」
(ISBN4-00-260097-1 C0393)
を読んだ。

以前読んだのだが、ストーリのほうに興味があり、
批評に関する興味はなかった。
しかし、今回は、文学理論に関することに興味があった。
すると、小説のストーリ展開は、逆に興味がなく、
以前はまったく違うところに興味がでてきた。
すると、同じ作品でもまったく違った読み方ができるようになるのだ。
同じものでも、目的が違うとこれほど、違った印象を持つのかということを
あらためて気づいた。
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●図学雑学 複雑系:No. 937 2003.08.13

今野紀雄著「図学雑学 複雑系」
(ISBN4-8163-2389-9 C0041)
をだいぶ以前に読んだ。

複雑系の概説書である。
依然読んだような気がするが、
ほとんど覚えたいなかった。
だから、概要を復習するためによかった。
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●仮説実験授業のABC:No. 936 2003.08.11

板倉聖宣著「仮説実験授業のABC」
(ISBNC-7735-0127-8 C0037)
をだいぶ以前に読んだ。

板倉氏の講演会の記録を起こしたものである。
そのために本人もいっているが、
論理的でないこともある。
しかし、伝えたいことはなんとなくわかる。
また、仮説実験授業の骨子のようなものが伝わる。
しかし、私に、この方法論は利用できるが、
乗っかることができない。
これは、以前にも感じていたことだ。
しかし、方法論、あるいは姿勢は
参考になるところがある。
したがって、今後も板倉氏の著書は
読んでいくつもりである。
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芝生。江別市文京台

●内界だけで:No. 935 2003.08.11

大学に久しぶりに出た。
しかし、サーバが停止しているらしく、
外への接続が止まっている。
そのため、大量のメールから今のところ開放されている。
しかし、私からの連絡手段がなくて、困ってしまう。
これが、外界との接触を
切られた状態に置かれた時である。
必要以上に外界との接触は嫌だが、
まったく接触のないのもつらい。
人間とはわがままなものである。
しかし、内界だけですべきこと、
自分の体を使ってすべきこともある。
まずはそれをやっていこう。
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●台風の別の心配:No. 934 2003.08.09

昨日は、無事予定通り飛行機が飛び、
札幌まで着いた。
今日は別の2名が
台風の中を東京まで飛ばなければならない。
飛べればいいのだろうか。
それに、明日は台風が北海道に上陸しそうだ。
北海道での台風は初めてなので、
大丈夫だろうか。
我が家もそうだが、北海道の家は
雨戸はなく、ガラス張りのままである。
網戸も外側についたままである。
台風が着たら、どうなるのだろうか。
心配である。
でも、これも現状としては、
自然のなすがまま、受身でいるしかないのだろう。
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●チェックイン:No. 15(933) 2003.08.08
10時半ころ松山空港についた。
松山はそれほど風はなく、ときおり雨が降る程度である。
チェックインもできた。
かろうじて東京行きは出発しそうです。
今回の台風の移動速度は非常にゆっくりとしているので、
現段階では、松山空港で、欠航はない。
ほっとしている。
東京から札幌へは問題ないであろう。
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●欠航:No. 14(932) 2003.08.08
つぎつぎと公共の乗り物の欠航が報道される。
私は松山空港から飛び立つ。
いまのところ(6時半)、松山からの欠航はあまりない。
しかし、時間の問題であろう。
台風の進行がゆっくりとなったので、
ちょうと帰るときの時間帯を微妙な状態である。
もし、だめなら、出航するまで、松山で滞在するしかない。
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●台風接近:No. 13(931) 2003.08.08
台風が来ている。
今日の昼前後には愛媛県も暴風圏内に入るだろう。
飛行機は結構になるかもしれない。
現在は、5時半である。
雨である。
ときどき激しい雨が降る。
4日、5日の激しい夕立で、城川はだいぶ土地が緩んでいるようなので、
土砂崩れが心配である。
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●台風が近づく:No. 12(930) 2003.08.07
台風が来ている。
現在、沖縄にいる。
明日は四国を直撃しそうだ。
そうなると、明日の飛行機は飛ばないかもしれない。
空港で待機しているより、
城川で作業をしているほうが、効率的であろう。
今日の午後の状態次第である。
でも、こんな状況でも不安でびくびくすることはなくなった。
年の功だろうか。
なんとくなくどう対処しようか、ということを、
楽しんでいるような気がする。
いろいろな経験をしているせかもしれない。
あるいは、逆境をプラスにする気持ちが強くなったのかもしれない。
どうせいろいろな自体を経験するなら、
マイナスの気持ちではなく、プラスの気持ちでいたほうがいいはずだ。
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●熟睡:No. 11(929) 2003.08.07
昨夜は、日中の疲れとたまった疲れと、飲んだ酒のせいだろうか、
部屋に戻ってしばらく作業をしていたら、
眠くなって横になり居眠りして、
9時過ぎには布団を引いて寝てしまった。
そのまま6時前まで眠った。
夜中に汗をかいたのでおきたのだが、熟睡した。
だから今朝は壮快である。
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●標本採取:No. 10(928) 2003.08.07
昨日は一日城川町内を歩き回っていた。
城川の代表的な地層と岩石の露頭写真を撮影し、
標本を城川博物館用に採集した。
かなりの量になったが、
これは、博物館として財産と考えるべきである。
今後このような採集、収集を続けるべきであろう。
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●田舎の職場:No. 9(927) 2003.08.06
朝焼けと朝霧。
そんな夜明けであった。
城川町の3泊目の朝である。
セミ時雨がはじまっている。
林の中の廃校跡に建てられたロッジに宿泊している。
田舎では若い人の仕事が少なく、たいへんだ。
城川でも同じだが、
このロッジには宿泊施設のレストランがあり、
その従業員は若い人3人ほどが2日交代で、働いている。
そのほかにも、維持管理や部屋掃除などにも
地元の人が働いている。
このような施設は重要な職場となっている。
だから、少しでも金を落としていけるようにしていく。
それが、この地に住む人たちへ、
この地が好きな人がするお返しだろう。
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●好きなところ:No. 8(926) 2003.08.05
昨日に続いて激しい夕立が城川にはあった。
しかし我々は佐田岬にいたため、雨にもあわず、暑い思いをしていた。
城川は、一雨のおかげで夜は涼しくなっていた。
やはり、田舎はいい。
もちろん季節のせいかもしれないが、
でも、その地のよさは、
そこを訪れた時期、気候、天候、精神状態、肉体状態など
総合的なものである。
それがすべてプラスになれば、その地はいいところである。
でも、私にとっての城川のように何度も訪れていると、
その地の本質的なところが好きかどうかになっていくのであろう。
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●興味の持続:No. 7(925) 2003.08.05
「教えない」、「考える」という学習会をおこなった。
でも、同じやり方が長すぎたので、
後半は飽きてきたようだ。
人間相手だと、やはい感情があり、
興味や集中力を持続させるには、
それなりのやり方をすべきであるが、
いろいろな階層の人間がいるので、難しい。
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●城川にて:No. 6(924) 2003.08.05
城川町にきて、3日である。
予定のデータベース作成の準備、撮影、学習会をして、
今日は全員で野外観察会である。
昨日は激しい夕立があった。
今朝も、まだ曇っている。
15、6名の観察会になりそうである。
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●議論したい人:No. 5(923) 2003.08.02
私が今日したいことは、
ある人物とあって、議論をすることだ。
そして研究の進め方や
今後の私の研究方針についていろいろ議論することだ。
その自分に機能に会えなかった。
今日は会えるだろうか。
あるいは、そんな人が他にも見つかるのだろうか。
もし見つかれば、この学会に来て、懇親会に出席した意味があったのだが。
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●志の相違:No. 4(922) 2003.08.02
学会の初日が終わった。
いろいろな人と会った。
しかし、数人の人以外は、話が合わず、あまり面白くない。
なぜだろう。
たぶん、志が違うところにあるからなのだろう。
私の志は間違っていない。
現に会長とも話が合う。
しかし、会員とのはなしがなかなか会わないのは、
大半の会員の志がどこか違うところにあるからなのだろう。
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●時間距離:No. 3(921) 2003.08.01
かつて、人力のみで行動しているときは、
地理的距離はそのままかかる時間に反映された。
しかし、現在、各種の交通手段が発達したために、
速い交通手段は、限られた場所でも発着となる。
遅い交通手段は、各地に発着場所がある。
となると、速い交通手段からはなれていると、
移動距離が短いほうを遅い交通手段を利用し、
長い距離を速い交通手段で移用するということになる。
すると、速い交通手段で移動している時間より、
遅い交通手段で移動している時間のことがたくさんかかることがある。
それも2倍以上時間がかかることだってある。
今回の場合、速い交通手段が、千歳から新潟までの飛行機のことで、
遅い交通手段が、新潟空港から直江津までのバスや、列車による移動である。
飛行機が1時間。
地上移動が2時間。
待ち時間、2時間。
いずれにしても、遠くへ行くことは大変なことだ。
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●旅はわくわくする:No. 2(920) 2003.08.01
千歳空港にいる。
1時間以上前についた。
待つことは気にならない。
それより遅れることのほうがいやだ。
もちろん、人が遅れることも不快である。
早くつきすぎても、したことができるのであれば、
待ち時間は気にならない。
また、人から待たされるときも、
やりたいことができているなら、不快にならない。
私の場合は、執筆か読書であろうか。
そんな時間は、出かけたときにこそ、良く取れるのである。
だから、出かけるときは、出かけること自体と、
隙間時間を利用する楽しみでわくわくする。
変な体質になったものだ。
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●やってみること:No. 1(919) 2003.08.01
今日、出かける。
学会と共同研究のために、
8月1日から8日まで出かけている。
学会では、市民への科学教育の方法論を示す。
ASTERの衛星画像をケーススタディとして用いたもので、
私が今まで行ってきた科学教育の方法論の応用に当たる。
私の発表に関連して、ERSDACがASTERの衛星画像の展示を会場で行う。
これで発表の効果も上がるだろう。
専門情報を市民にわかりやすく示す方法論である。
うまくいくかどうかはやってみないとわからない。
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●ペースアップ:No. 918 2003.08.01

一日前に発行する「思いつくまま」である。
なんとか、あれこれの準備を終えて、
出発する。
次は、出かけている間に
すべきことができるかどうかだ。
私は、まだまだ未熟で、
なかなか計画通りにこなせない。
ついつい嫌なことは後回しにしてしまうし、
体力に余裕があっても気力がないときがあったりして、
なかなかこなせないことも多い。
回りでばりばりやっている人をみると、
ついつい自分もがんばらねばという気持ちだけが先走る。
自分にあったペースでやるしかない。
でも、少しだけ、他人の刺激をうけて、
ペースアップしてみよう。
体力に余裕があるうちは。
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