じつは、この「思いつくまま」は
2001年6月2日にNo.1を書き始めている。
そして、今年の6月3日にはNo.357になっている。
毎日とはいかないが、
平均すると、ほぼ1日1回ずつ更新してきたことになる。
1ヶ月遅れの発行1周年記念である。
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インターネットという移ろいやすい世界において
1年は長い。
しかし、過ぎてしまえば、
短く、あっといいうまの時間となる。
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このページは、
どこかで読んでいる誰かに向けて
発信してきたつもりである。
私信めいた内容も多かったし、
日記めいた部分もあった。
でも、気持ちとしては、
不特定一人の架空の読者を
意識して書きつづけてきた。
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これをはじめるとき、
私の転進があると、思ってもいなかった。
事実、まだ公募の話もなかった。
そして、今、転進して、ここにいる。
不思議な気がする。
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何も、転進は、私にだけ起こるのではない。
知っている人にも、転進*があった。
ClubGeoおよびMetamorphicの菅井さん。
ClubGeoの中村さん、前田君、小嶋さん。
ClubGeoに新しく加わった、富谷君、青木さん。
EPACSのメンバーの方々。
Dialog1の鈴木さん。
Dialog2の小原さんとその娘さん。
「話の種」の小島さん。
私が知っているだけでも
多くの人が、転進している。
転進の結果、
それは、個人の心や個人の努力など
個人に属するものである。
しかし、私は、良いほうに向かっていくことを
祈っている。
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メールマガジンの読者で
私とメールを何度も交換している方々。
デジタル世界だけでなく
私との交流をした人は、
そのことによって、ささやかではあるが
目に見えない変化**をしているはずである。
そして、転進や変化には、
それぞれの期するもや思いが生まれたはずである。
その生まれたものが、
もし、その人たちの人生で良い方に向かっていくことに
役立てばいいのだが。
私は、良いほうに向かっていくことを
祈っている。
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わたしは、「思いつくまま」を書くということは、
他人に向けてといいながら、
実は、自分に向けて書いていたような気がする。
そして、いくつか読み返してみると、
その時に感じていたことで、
いまだに同じ思いでいる内容。
あるいは、今の思いは違っている内容。
あるいは、書いたことも忘れてしまっている内容。
いろいろなものがあった。
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でも、ここに書いたものは、
すくなくとも記録に残り、
読む気になった人には、いつでも読めるのである。
これを読んだ人は、
読んだ時点で、過多を問わなければ、
何らかの影響を受けるのである。
それは、私の知らないところでの変化である。
しかし、私は、良いほうに向かっていくことを
祈っている。
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そんな、面白さと同時に怖さが、
インターネットの世界にはある。
これからも、私が書きたいと思う限り続けていこう。
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最後になりましたが、
私と交信して下さった方々
私が知らないところで、
何度も、あるいは一度でも
読んでくださった方々。
すべての人々に感謝します。
そして、この場やこの機会でおこった変化が
良い方向に向かっていることを
祈っています。
*:ここでいう転進とは、身分や肩書きの変化を意味するのではない。
自分の中での大きな変化という意味
**:ここでいう変化とは、なんらかの変化で、
それは、本人にわかる場合もわからない場合も、
すべて含めていう、転進より小さいものという意味
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