読書日記
(2011年1月〜3月)

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目次 

03月 
045(735) あの頃ぼくらはアホでした: 2011.03.29
044(734) 沈底魚: 2011.03.29
043(733) ブレイクスルー・トライアル: 2011.03.26
042(732) ヒコベエ: 2011.03.24
041(731) カッコウの卵は誰のもの: 2011.03.22
040(730) マッチメイク: 2011.03.20
039(729) 声を出していこう: 2011.03.18
038(728) だいじょうぶ3組: 2011.03.15
037(727) 赤・黒 : 2011.03.14
036(726) 歌舞伎町セブン: 2011.03.12
035(725) パーフェクト・プラン: 2011.03.09
034(724) 電子の星: 2011.03.06
033(723) 使命と魂のリミット: 2011.03.05
032(722) 田村は まだか: 2011.03.03
031(721) 繋がれた明日: 2011.03.01
02月 
030(720) トキオ: 2011.02.27
029(719) 世界でいちばん長い写真: 2011.02.25
028(718) 交渉人籠城: 2011.02.23
027(717) 殺人の門: 2011.02.21
026(716) 虚貌: 2011.02.19
025(715) 哄う合戦屋: 2011.02.15
024(714) パラドックス13: 2011.02.13
023(713) 愛しの座敷わらし: 2011.02.11
022(712) 十七歳、夏の幻: 2011.02.09
021(711) 東大生の論理: 2011.02.08
020(710) 巨大翼竜は飛べたのか: 2011.02.04
019(709) 生命はなぜ生まれたのか: 2011.02.03
018(708) 辺境生物探訪記: 2011.02.01
01月 
017(707) 記念試合: 2011.01.30
016(706) 螺鈿迷宮: 2011.01.29
015(705) 犯人に告ぐ: 2011.01.27
014(704) ドスコイ警備保障: 2011.01.24
013(703) 手紙: 2011.01.23
012(702) マドンナ・ヴェルデ: 2011.01.22
011(701) 片思い: 2011.01.20
010(700) パラドックスの悪魔: 2011.01.20
009(699) 時間とは何か: 2011.01.18
008(698) 回廊亭の殺人: 2011.01.18
007(697) 「無限」の考察: 2011.01.15
006(696) 理系人に役立つ科学哲学: 2011.01.15
005(695) 探偵倶楽部: 2011.01.08
004(694) パラレルワールド・ラブストーリー: 2011.01.06
003(693) 変身: 2011.01.06
002(692) はやぶさ物語: 2011.01.06
001(691) 宿命: 2011.01.06


03月 
045(735) あの頃ぼくらはアホでした: 2011.03.29

東野圭吾著「あの頃ぼくらはアホでした」
(ISBN4-08-748785-7 C0195)
を読んだ。
自伝的エッセイである。
子供の頃から大学生、
そして就職活動で終わっている。
その後も読みたいところだが、
いいところで終わっている感じである。
作品とはあまりに違っている作者の個性。
それが面白いところだろう。
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044(734) 沈底魚: 2011.03.29

曽根圭介著「沈底魚」
(ISBN978-4-06-214234-2 C0093)
を読んだ。
第53回江戸川乱歩賞を受賞した作品だ。
なかなか面白かったが、
3転4転するとこが面白いのだが、
その展開があまりに多く、
付いけいないところがある。
もう少しシンプルにして欲しかった。
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043(733) ブレイクスルー・トライアル: 2011.03.26

伊園旬著「ブレイクスルー・トライアル」
(ISBN978-4-7966-5673-3 C0093)
を読んだ。
「第5回このミステリーがすごい」 の大賞作である。
犯罪のミステリーだろうか。
セキュリティーの強い建物に入るというストリーである。
しかし、主人公達があまりに素直に入りすぎるので、
少々拍子抜けしてしまうところがある。
でも、背景や服装するストリーは面白い。
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042(732) ヒコベエ: 2011.03.24

藤原正彦著「ヒコベエ」
(ISBN978-4-06-216375-0 C0093)
を読んだ。
藤原氏の自伝的小説である。
「若き数学者のアメリカ」 以来、
時々出されるエッセイは読んできた。
少々過激なところがあるが、
共感できるところはある。
そして、今回彼の生い立ちが
詳細に小説として語られる。
本人がさいごに語っているが、
これはフィクションはないとしている。
では、自叙伝ではないか。
しかし、どこか少年小説的でもある。
時代背景、彼の経験、家庭環境などが
そう思わせるのかもしれない。
なかなか面白かった。
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041(731) カッコウの卵は誰のもの: 2011.03.22

東野圭吾著「カッコウの卵は誰のもの」
(ISBN978-4-334-92694-6 C0093)
を読んだ。
自分の子どもではない。
妻が事件を起こしていたらしい。
妻は自殺している。
その子供は主人公と同じような
スキーの才能を持っている。
そんな前提から、ストーリは転がる。
思わぬ展開が起こる。
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040(730) マッチメイク: 2011.03.20

不知火京介著「マッチメイク」
(ISBN4−06−212001−1 C0093)
を読んだ。
第49回江戸川乱歩賞受賞作である。
プロレスを舞台にしたミステリーだ。
ミステリーだた、プロレスの小説としても
充分可能なほどの魅力ある作品であった。
さすがに、多数の作の中から
選ばれたものだけはある。
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039(729) 声を出していこう: 2011.03.18

朝倉かすみ著「声を出していこう」
(ISBN978-4-334-92724-0 C0093)
を読んだ。
連絡短編集だが、章立てになっているので
長編というべきなのだろうか。
その各章の主人公は違い、
設定に似たところがあり、
登場人物もどこかで連環している。
不思議な雰囲気を出している。
その不思議さが魅力である。
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038(728) だいじょうぶ3組: 2011.03.15

乙武洋匡著「だいじょうぶ3組」
(ISBN978-4-06-216299-9 C0093)
を読んだ。
乙武氏た小学校の先生をした
経験に基づいて書かれた小説である。
5年生が障害を持った新任先生を担任として
1年間の様子を綴ったものだ。
実体験を交えたものだということだ。
なかなかいい内容であった。
教員希望する学生には一読を勧めたいものだ。
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037(727) 赤・黒 : 2011.03.14

石田衣良著「赤・黒」
(ISBN4-19-861308-7 C0093)
を読んだ。
池袋ウエストゲートパーク外伝である。
マコトは名前は出てくるがストーリにはでてこない。
タカシや刑事もでてくる。
サルもでてくるが助役のようなものだ。
しかし、なかなか面白い。
やはり石田衣良にもハズレはない。
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036(726) 歌舞伎町セブン: 2011.03.12

誉田哲也著「歌舞伎町セブン」
(ISBN978-4-12-004175-4 C0093)
を読んだ。
誉田氏の作品を読むのは二作目だ。
一作目は青春ものだったので、
今回の本格サスペンスものだ。
なかなか面白かったが、
どうもストーリの甘さが気になる。
石田衣良氏や東野圭吾氏などの
緻密な作品を読んだあっとだと、
ついその甘さが気になる。
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035(725) パーフェクト・プラン: 2011.03.09

柳原慧著「パーフェクト・プラン」
(ISBN4-7966-3811-3 C0093)
を読んだ。
「第二回このミステリーがすごい」 の最小受賞作だ。
投稿稿にかなりでがはいったようだが、
なかなか面白かった。
ただし、内容や設定が盛りだくさんすぎて、
少々戸惑いがある。
予想できない展開がやはり売りだろう。
私と同年代の人が、
この小説で、50歳前にデビューした。
それに対しても好感を抱かせる。
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034(724)電子の星: 2011.03.06

石田衣良著「電子の星」
(ISBN4-16-322390-8)
を読んだ。
久しぶりの石田氏だ。
池袋ウエストゲートパークのシリーズ4巻目だ。
あまり短編は好きではないのだが、
この小説だけは短編でもいい。
石田衣良氏も私と合う作家で、
大抵の作品はハズレがない。
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033(723)使命と魂のリミット: 2011.03.05

東野圭吾著「使命と魂のリミット」
(ISBN4-10-303171-9 C0093)
を読んだ。
病院に脅迫状が届く。
それと別個に複雑な人間関係、
いくつかの事件が重なる。
しかし、物語はすべて必然性をもっていく。
最後は納得のいく結末。
いつもの東野小説だ。
すばらしいストーリと筆力である。
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032(722)田村は まだか: 2011.03.03

朝倉かすみ著「田村は まだか」
(ISBN978-4-334-92598-7 C0093)
を読んだ。
連作短編集である。
淡々としたストーリーだが、面白い。
その面白さは、著者のセンスの良さであろう。
「田村は まだか」
というフレーズは、中島みゆきの
「ビールはまだか」を思い出された。
また、「〇〇はまだか」 というフレーズを
歴史上の誰かがいったのが思い出せない。
暗殺された人か、とも思っているのだが、
思い出せない。
「それにつけても金の欲しさよ」
はどんな言葉のあとにつけてもいいフレーズだ。
そんことも府に落ちる。
他の著書も読んでみたい。
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031(721)繋がれた明日: 2011.03.01

真保裕一著「繋がれた明日」
(ISBN4-02-257838-6 C0093)
を読んだ。
救いのないような負のスパイラル。
その負に落ちていく主人公が、
それでも立ち直ろうと進む。
そして最後に、
その方向性が実は違っていたことに気づく。
そして救われる話へとなる。
その救いは最後の数行である。
この長い負の話が、
最後の数行で救われる。
展開として面白いが、
読んでいて疲れる。
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02月 
030(720)トキオ: 2011.02.27

東野圭吾著「トキオ」
(ISBN4-06-211327-9 C0093)
を読んだ。
タイムトラベル話だが、
そこは東野小説だから、
叙情豊かなものになっている。
いつものようになかなかよかった。
彼の小説にはハズレがない。
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029(719)世界でいちばん長い写真: 2011.02.25

誉田哲也著「世界でいちばん長い写真」
(ISBN978-4-334-92723-3 C0093)
を読んだ。
世界一長いパノラマ写真を撮るカメラと
そのカメラによる卒業記念写真を
とるというストーリーである。
実際にギネスブックにのった写真家を
題材にしている。
彼のホームページではその写真の
一部を見ることができる。
青春ものであるが、
なかなか面白かった。
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028(718)交渉人籠城: 2011.02.23

五十嵐貴久著「交渉人籠城」
(ISBN978-4-344-0846-4 C0093)
を読んだ。
テーマ設定は面白い。
交渉人シリーズの第三弾だそうだ。
テーマは面白いが、
いたるところに緻密さがかけるところがあり、
そんなところが気になる。
彼の作品には、
いつもそのようなところがある気がする。
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027(717)殺人の門: 2011.02.21

東野圭吾著「殺人の門」
(ISBN4-04-873487-3C0093)
を読んだ。
小学校からの友人に
常に殺意をもっている主人公。
つぎつぎと不幸が訪れる主人公。
まさかと思われる不幸にも、
実は友人の手が加わっていた。
しかし、最後の殺意には至らないが、
何度が直前までいく。
そんな不思議な展開が
最後に完結する。
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026(716)虚貌: 2011.02.19

雫井脩介著「虚貌」
(ISBN4-344-00113-3 C0093)
を読んだ。
複雑な構成である。
登場人物の関係がなかなか明かされず、
理解をするのが難し。
犯人の心理が直接の部分が少なく
分かりにくところがある。
しかし、面白い。
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025(715)哄う合戦屋: 2011.02.15

北沢秋著「哄う合戦屋」
(ISBN978-4-575-23664-4 C0093)
を読んだ。
時代小説だが、なかなかおもしろい。
北沢氏はこの小説がデビュー作である。
初めての小説は思えない
手練の感がある。
次の作品にも期待したい。
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024(714)パラドックス13: 2011.02.13

東野圭吾著「パラドックス13」
(ISBN978-4-620-10739-4 C0093)
を読んだ。
P-13現象が起こると予測された。
理由は説明されないが、
その現象が、起こって別世界に送り込まれる。
そこで過ごす人間にとって、
善悪、生と死、価値観すべてが
問い直される。
面白い。
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023(713)愛しの座敷わらし: 2011.02.11

荻原浩著「愛しの座敷わらし」
(ISBN978-4-02-250424-1)
を読んだ。
転勤で引っ越した田舎家。
そこには座敷わらしがいて、
犬や子供、バーバだけにはみえ、
大人には鏡やカメラを通してだけみえる。
そんな存在だが、
その存在が家族の結束をもたらす。
そんなときまた都会への転勤がくる。
不思議な物語で、
心があたたまるものである。
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022(712)十七歳、夏の幻: 2011.02.09

夏羽良幸著「十七歳、夏の幻」
(ISBN978-4-7790-0321-9 C0093)
を読んだ。
タイムトリップとミステリーをあわせたものだ。
どうも時代設定と考証が不十分な気がする。
また、ストーリーの構成ももうひとつ。
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021(711)東大生の論理: 2011.02.08

高橋昌一郎著「東大生の論理」
(ISBN978-4-480-06582-7 C0295)
を読んだ。
形式論理学の講義をはじめるとき、
まえがきにあたるところの話題を
議論しながら進めたようだ。
講義はなかなか活気のあるものだったようだ。
そのような講義体験を本にしたものだ。
これは東大生に限った話題ではないだろうが、
東大生の特性を示しているのだろう。
なかなか面白かった。
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020(710)巨大翼竜は飛べたのか: 2011.02.04

佐藤克文著「巨大翼竜は飛べたのか」
(ISBN978-4-582-85568-5 C0245)
を読んだ。
スケールと行動の関係を
データロガーによって解き明かしている。
データロガーを改良しながら、
興味の赴くまま、
いろいろな野生生物を対象に
フィールドワークをこなしていく。
興味の赴くままテーマを変えていき、
フィールドにこだわるという点は、
私と似たところがある。
彼の打ち出す結論は、その分野の研究者の
常識を打ち破るものも多々ある。
その一環として、
巨大翼竜は飛べなかったのではないかというのだ。
古生物学者からの反論が起きている。
しかし、それはデータによる論理がある。
今度の展開が興味深い。
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019(709)生命はなぜ生まれたのか: 2011.02.03

高井研著「生命はなぜ生まれたのか」
(ISBN978-4-334-98198-0 C0295)
を読んだ。
生命の起源について新しい視点を提示している。
なかなか面白いアイディアである。
ざっくばらんな書き方もなかなか面白い。
もうひとつの面白さは、
研究者の気持ちを素直に書かれている点もいい。
ヤッターとか、
世界で自分が一番だと、
しまったなどの失敗、
こんちくしょうとかなどなど。
心をもった人間が行う科学であるから、
論文では表われないが、
こんな感情が研究者にはある。
また高井氏の他の研究者評も面白い。
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018(708)辺境生物探訪記: 2011.02.01

長沼毅・藤崎慎吾著「辺境生物探訪記」
(ISBN978-4-334-03575-4 C0245)
を読んだ。
日本の各地を巡り、辺境に見立てて
辺境の生物学、
あるいは生物の本質について対談していく。
なかなか面白い。
設定ではなく、話の内容である。
フィールドワーク、それも古細菌のような、
原始的な生物をテーマとしている
生物学者の話は面白い。
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1月 
017(707)記念試合: 2011.01.30

室積光著「記念試合」
(ISBN978-4-09-386204-2 C0093)
を読んだ。
面白い。
著者は私と同世代だ。
小説の主人公が著者の父をモデルにしているようだ。
そしで自分の分身のスポーツライターがでてくる。
旧制高校は私も憧れるところがあり、
自分の大学時代ともシンクロするところがある。
読んでいるうちに、
そんなが思いが湧いてくる。
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016(706)螺鈿迷宮: 2011.01.29

海堂尊著「螺鈿迷宮」
(ISBN4-04-873739-2 C0093)
を読んだ。
主人公は変わるが、
舞台は桜宮市。
医者や病院を中心に事件が起こり、
現在の医療の問題が浮き彫りにされる。
個性のある登場人物たち。
なかなか面白い。
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015(705)犯人に告ぐ: 2011.01.27

雫井脩介著「犯人に告ぐ」
(ISBN4-575-23499-0 C0093)
を読んだ。
初めての作家である。
なかなか面白い話である。
少々つじつまが合わないところがあり
不満が残ることもあるが。
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014(704)ドスコイ警備保障: 2011.01.24

室積光著「ドスコイ警備保障」
(4-04-898128-5 C0093)
を読んだ。
読み始めたら、
面白くて一気に読んだ。
ただ、ひねりがないので、
深みがないような気がする。
しかし、気楽に読めるのがいい。
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013(703)手紙: 2011.01.23

東野圭吾著「手紙」
(ISBN4-620-10667-4C0093)
を読んだ。
強盗殺人犯の弟が、
通常の社会生活をする難しさを書いたもの。
本人はどんなに慎ましやかにいきても、
その経歴がその人生を邪魔をする。
そんな人間は、どう生きればいいのか。
そのひとつの答えが示されている。
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012(702)マドンナ・ヴェルデ: 2011.01.22

海堂尊著「マドンナ・ヴェルデ」
(ISBN978-4-10-306572-2 C0093)
を読んだ。
前作「ジーン・ワルツ」
と並行した話である。
全く別の視点から書かれたものだ。
そして無難な解決策を提示する。
彼の作品は、背景や舞台が
過去の作品とどこかでリンクしている。
それも楽しみの一つか。
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011(701)片思い: 2011.01.20

東野圭吾著「片思い」
(ISBN4-16-319880-6 C0093)
を読んだ。
東野氏の作品にはずれはない。
今まで読んだ物すべては、
そしてこれも面白い。
性同一障害、男とは女とは
重い問題をミステリーの素材として
取り上げている。
面白かった。
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010(700)パラドックスの悪魔: 2011.01.20

池内了著「パラドックスの悪魔」
(ISBN978-4-06-216256-2 C0042)
を読んだ。
パラドックスに関する有名な内容を紹介している。
でも「時間・・・」と同様、
内容があまりない。
少々残念。
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009(699)時間とは何か: 2011.01.18

池内了著「時間とは何か」
(ISBN978-4-06-214782-8 C0042)
を読んだ。
大人の絵本のようなもののシリーズ。
今回の内容は薄い。
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008(698)回廊亭の殺人: 2011.01.18

東野圭吾著「回廊亭の殺人」
(ISBN4-334-02932-9 C0293)
を読んだ。
限られた場所でのミステリー。
ただし、外からの犯人を求めるが不可能。
殺人犯の視点でストーリが進む。
なかなか面白い。
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007(697)「無限」の考察: 2011.01.15

足立恒雄著「「無限」の考察」
(ISBN978-4-06-215528-1 C0041)
を読んだ。
簡単そうな見かけにしている。
科学の絵本となっているが、
対象は大人だ。
数式はほとんど使われていないが、
内容は難しい。
ちょうしゃの説明では、
無限の概念が網羅されている
とのことである。
たしかに、なかなか骨のある内容であった。
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006(696)理系人に役立つ科学哲学: 2011.01.15

森田邦久著「理系人に役立つ科学哲学」
(ISBN978-4-7598-1432-3 C1040)
を読んだ。
なかんか面白い。
確率の意味、
モデル、検証、反証など
これまでよく知っていたつもりの
科学哲学だが、
よく知らないこともあった。
しかし、内容には
なかなか理解出来ないものもあった。
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005(695)探偵倶楽部:No. 3537 2011.01.08

東野圭吾著「探偵倶楽部」
(ISBN4-04-371802-0 C0193)
を読んだ。
短篇集であるが、
探偵倶楽部という2名の人物が出てくるが、
あまり存在感を示さない。
しかし、謎解きは彼らが行う。
個々の話は、東野氏の作品なので
面白いのだが、
どうも短編はすぐに終わるので、
読後感が軽く感じる。
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004(694)パラレルワールド・ラブストーリー: 2011.01.06

東野圭吾著「パラレルワールド・ラブストーリー」
(ISBN4-06-263725-1 C0193)
を読んだ。
友情と恋愛に迷う登場人物たち。
過去と現在が複雑に入り混じるが、
そこは東野氏の作品で、
混乱することなく読みきれいる。
過去と現在の記憶が違っている。
その謎が、最後に解き明かされる。
引きこまれていく小説であった。
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003(693)変身: 2011.01.06

東野圭吾著「変身」
(ISBN4-06-185698-7 C0193)
を読んだ。
世界初の脳移植をテーマにして、
移植した脳の人格が
本来の人格を犯していくという内容である。
その変化の様子がさすがと思わせる。
引きこまれていく小説であった。
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002(692)はやぶさ物語: 2011.01.06

的場泰宜著「小惑星探査機はやぶさ物語」
(ISBN978-4-14-0883330-3 C0244)
を読んだ。
近くでこのプロジェクトを見守っていた
的場氏のはやぶさについてのストーリである。
プロジェクトとは一歩引いたところで
はやぶさ、そして科学者たちを見てきた人が
語るはやぶさ物語は、
それなりの面白さがあった。
そして筆のたつ的場氏だから
私のように何冊かの類似の本を読んでも
面白さをもって読めた。
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001(691)宿命: 2011.01.06

東野圭吾著「宿命」
(ISBN4-06-185444-5 C0193)
を読んだ。
刑事、ライバルの同級生、もと恋人
三人の人間模様が複雑に織り成される中、
殺人事件の真相が明らかになっていく。
それはいつもの東野小説と同じように、
どんでん返しと意表を付いた結末になる。
面白かった。
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