思いつくまま

No.0203 (2002年3月中国北京地質巡検)
目次へ

目次 
●一番の目的:No.298(No.1)● 2002.3.24
●目的:No.299(No.2)● 2002.3.24
●アルコール:No.300(No.3)● 2002.3.24
●四川料理:No.301(No.4)● 2002.3.24
●暖かい朝:No.302(No.5)● 2002.3.25
●建築ラッシュ:No.303(No.6)● 2002.3.25
●中国料理:No.304(No.7)● 2002.3.25
●その志、よし:No.305(No.8)● 2002.3.26
●度胸と好奇:No.306(No.9)● 2002.3.26
●中国の食事:No.307(No.10)● 2002.3.26
●これも北京:No.308(No.11)● 2002.3.27


●一番の目的:No.298(No.1)● 2002.3.24

今日から中国巡検。
私の目標は、岩石や地層を見ることもさることながら、
博物館でおこなっている長期の地学教育(ClubGeo)の
一つの折り返し点としての、
海外巡険である。
それが、一番の目的。
目次へ


●目的:No.299(No.2)● 2002.3.24

地質巡険の目的は、
北京付近の三家点、永定河の
先カンブリア紀から古生代にかけての連続地層の見学である。
オプションとして、
北京の自然史博物館、周口店の北京原人住居跡、
鍾乳洞の石化洞を
見学の予定である。


●アルコール:No.300(No.3)● 2002.3.24
飛行機の中。
ついついアルコールを飲んでしまう。
しかし、旅先では、それもよし。
体調を考えて、飲めばよい。
すこし、ボーとしているが、それもよし。
今のところ思考に停止なし。
目次へ


●四川料理:No.301(No.4)● 2002.3.24

四川料理を食べた。
辛いのが多かった。
しかし、おいしい。
中国料理は、私の口に合う。
メニューは、鳥皮のザーサイ、豆腐とピータン、揚げピーマン、揚げ豆腐、魚、にゅうめん、そしてビール。
目次へ


●暖かい朝:No.302(No.5)● 2002.3.25

暖かい朝である。
北京は、1月の東京と同じくらいと聞かされていたので、
札幌にいるつもりの服装でいたら、
暑くて、逆にお荷物になっている。
北京は、黄砂で誇りっぽい。
目次へ


●建築ラッシュ:No.303(No.6)● 2002.3.25

泊まっているところは、
北京大学などのある文教地区で、
治安の良いところだそうだ。
オリンピックのせいだろうが、
建築ブームである。
少々工事の音で騒々しい。
建築ラッシュで、
このホテルの付近も様変わりしたそうだ。
目次へ


●中国料理:No.304(No.7)● 2002.3.25

中国の食事は、
日本人、あるいは少なくとも私には
あっている。
それは、日本人が農耕民族であるためか、
日本文化は、中国のものであるからか、
よくわからない。
北米の食事は、合わない。
北米に行くと、真っ先に中国料理店を探す。
それほど、私には中国料理は合っている。
目次へ


●その志、よし:No.305(No.8)● 2002.3.26

同室の高校生が、がんばっている。
中国へ来て、一人でできるだけ行動しようとしている。
重要なことである。
おっかながって、人の後ろをついて歩くより、
少々の危険を覚悟で行くこと。
それの心意気はよし。

ふと、20数年前の自分の初めての海外旅行を思い出した。
修士課程に入った年の夏、
カナダにいった恩師の薦めで、
恩師のカナダのカルガリーの自宅に、
1ヶ月ほど、滞在した。
そのとき、近くのスーパーに一人で買い物に行くといった。
その志、大いによし、といわれたのである。
会話より何より、まず、度胸が大切ということであろうか。
目次へ


●度胸と好奇:No.306(No.9)● 2002.3.26

海外へ行けば、
英語を共通語として使うことが多い。
しかし、東南アジアでは、
英語が通じないところが多い。
最初、韓国に行ったときは、
カルチャー・ショックを受けた。
読めない、書けない、しゃべれない。
まさに、三重苦の状態である。
でも、その解決策は、度胸と好奇心であった。
度胸と好奇心さえれば、なんとかなる。
そのなんとかなるを早く学ぶ必要がある。
それは、語学以上に重要な学習であろう。
私も、ただいま勉強中。
目次へ


●中国の食事:No.307(No.10)● 2002.3.26

中国の食事は、おいしい。
しかし、我々の食べるペースと
食事が出てくるペースが違うので、
食べ方が分からない。
でも、おいしいので、
ついつい食べ過ぎてしまう。
目次へ


●これも北京:No.308(No.11)● 2002.3.27

北京の建築工事は、
6時にはもう作業が始まっている。
やや遠くで聞こえるので、
町の騒音として、聞き流せる程度である。
だから、町の活気ある環境音として心に残る。
これも北京。

今回は団体旅行なので
あまり被害に合わなかったが、
観光客目当ての金の亡者たちからの
被害は少なかった。
一人、100元という高い凧を買っている人がいた。
その凧は高く上がるのだろうか。
それとも、部屋で飾り物となるのだろうか。
これも北京。

騒音、排気ガス、黄砂、自転車、声高な話し声、
これも北京。
それぞれの北京が、
それぞれの参加者の胸の中に
残ればよしとしよう。
目次へ


目次へ